オーセブンCADコンテスト2023
学校部門受賞作品
おさんぽ公園
埼玉県立杉戸農業高等学校
佐藤 遥哉 様
作品コンセプト
公園に遊びに来た人たちが遊ぶ時や散歩をする時に、公園内のいろいろな場所を見た際に飽きずに回ることができます。
感想と創意工夫点
公園内は高い木が少なめになっています。
花壇はたくさんの色の花を使いカラフルにしています。
オーセブンからのコメント
園内を楽しく散策できるよう、カラフルな花を配置した花壇を中心にした公園プラン。高木を控えめにしているため、映える写真が撮れるスポットにもなりそうです。
オープンな公園として、外周に低めの生垣を採用しているため、周囲からも園内の花壇が見渡せます。
地域のランドマークとしても機能しそうです。池のあるエリアは、特に解説がありませんが、ビオトープとして機能させても、子ども達が自然と触れ合う機会となり、環境教育につながって良いですね。
プレゼン面では、全景パースの撮り方が上手いと感じました。
フラットな絵面なので、表現が難しいところですが、絶妙なアングルですね。
添景として人物を配置しているので、スケール感もよく出ています。
パースからも、見通しが良く開放的なプランのコンセプトがよく伝わってきます。
審査員からのアドバイス
公園としての機能を考えた場合、照明、車止めなどの設備の設置数が不足しています。
庭園灯を増やすことで夕方や夜間の来園者の安全に繋がりますし、車止めももちろん園内歩行者の安全のため必要となります。
また園内を仕切る四ツ目垣は、金属製のフェンス等、より安全かつ丈夫な構造のものにした方が良いように思いました。利用者のことをもう一段深く考えてプランすると、さらに素晴らしい作品になります。
