第18回 オーセブンCADコンテスト

優秀賞作品

じょんのび 森の図書室

株式会社庭雅
冨永 圭亮 様
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作品コンセプト
「じょんのび 森の図書室」は、山あいの森と水辺に囲まれた、心をほどく場所です。

“じょんのび”とは、新潟の言葉で、心がほどける、ゆったりと過ごす時間を意味します。

建物と広場、散策路がつながる屋内外空間では、読書や学び、自然観察、地域文化体験を自由に楽しむことができます。
森と本と人がやさしくつながる空間として、訪れる人それぞれの“じょんのび”時間を生み出すことを目指します。


感想と創意工夫点
図書館は木造を基調として計画し、屋外空間は建築と森との調和を意識して計画しました。
森との共生を表現するために生き物の配置も検討しましたが、動物園のようにならないよう配慮しています。
鳥類(白鳥や鴨)はフォト添景ツールを用いて表現し、それ以外の動物は木製ボードを動物の形に加工したオブジェとして園内に配置しました。
また、万博の大屋根リングのような木製梁材、図書館内の空間の雰囲気や水辺の波紋など、細部まで調整を行うことで完成度の高い空間を実現しています。


オーセブンからのコメント
表紙を見た瞬間に圧倒される、迫力ある建築デザイン!

木を基調とした図書館に、水や鳥、木のオブジェがやさしく溶け込み、静けさが外部空間にまで広がるような、「こんな図書館に行ってみたい」と思わせる魅力があります。

水辺の表現も美しく、白鳥や鴨にはフォト添景を使い、それ以外の動物は木の看板として配置するなど、動物園のようにならないための工夫も印象的でした。

特にCADの技術面においては、建物の梁や細かな部材ひとつひとつを自作で丁寧に作り込んでおり、その精巧さが全体の完成度を大きく引き上げています。

曲線に沿って部材を美しく並べる技術力や、螺旋階段のしなやかな曲線も見事です。

室内外に広がる優しい光と影、そして水面の波紋の表現がとてもリアルで、空間の「温度」や「静けさ」まで伝わってきます。
細部にまで一切妥協のない、作者の深いこだわりを感じる作品でした。


受賞者コメント
このたびは、このような素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。

本作品は、私のふるさと新潟をベースに、その魅力を表現したいという想いから、自然と向き合い、森と人、そして学びがやさしくつながる場を目指して計画しました。
“じょんのび”という言葉に込めた、ゆったりと心がほどける時間の価値が、作品を通して少しでも伝わっていたのであれば、これ以上の喜びはありません。
今回の受賞を励みに、今後も新しいことを積極的に学びながら、技術と表現のさらなる向上に努めてまいります。

本当にありがとうございました。


株式会社庭雅

冨永 圭亮 様



過去受賞作品