第18回 オーセブンCADコンテスト
最優秀賞作品
Warm Embrace Garden
グランド工房飯田 鈴奈 様






作品コンセプト
共働きの30代夫婦と学生の子どもたちが暮らす住まいを舞台に、“日暮れからこそ心地よく過ごせる” をテーマに計画しました。
平日は帰宅後のわずかな時間をやさしく包み、休日は家族が自然と集まるテラスで穏やかな時間を過ごせるよう、光と陰が調和する心地よい外構・ガーデンを追求しました。
街に開くファサードでは緑と光を共有し、プライベートなテラス側では家族のための静かな夜景をデザインしています。
感想と創意工夫点
バーライト・インダイレクトポール・スポットライト・ラインライト・ダウンライトなど、光の色温度や明るさを個別に調整し、素材の反射や影の落ち方をリアルに再現できるよう丁寧に設定しました。
また各ライトが過剰に重ならないよう、パースの視点を複数作って陰の濃さや光の届き方を何度も確認。
植栽影・門塀のライン光のバランスにこだわっています。
オーセブンからのコメント
夕暮れの中帰宅した家族を暖かく迎えるエクステリア。それを重厚感のある石材と軽やかな植栽、そして何より、巧みな照明計画でまとめています。プレゼンの冒頭にある夕焼けの正面パースは、お施主様の心をつかむ魅力にあふれています。
庭に入れば、高級感のあるモダンなガゼボの団欒スペースがあります。ガゼボの屋根は実は門まわりやカーポートと一体にデザインされていて、その統一感がプラン全体に高級感と落ち着きを与えています。植栽、照明計画は庭内でも緻密で、この庭の空間が暖かく落ち着いたものであることを教えてくれます。
プレゼンテーション全般にわたって、パースのアングルが良く、明るすぎず暗すぎない昼夜の光源設定も見事です。いくつものパースがありますが、いずれもプランナーの主張がはっきりと伝わるものになっています。動画のアングルも素晴らしくこのプランの魅力を余すところなく伝えています。
受賞者コメント
家族の一日の終わりを“光が迎える”温かい住まいを目指した外構・ガーデンデザインです。
共働きの夫婦と学校に通う子どもたちが帰宅する夕刻以降の時間を大切にし、柔らかな光のレイヤーで安心感と心地よさを演出しました。
照明の光色や向きなどを調整し、パースの色彩を調整することで夕刻の光の暖かさを再現しています。
実際の提案では減らされがちな照明計画だからこそ、光が生む安心感や景観の豊かさを実感してほしいと考え、光の質と配置を丁寧に設計し、外構の魅力を最大限に引き出す表現を追求しました。
グランド工房
飯田 鈴奈 様


















