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グラフィックボードがあるPCでチェックしていただきたいことがございます。
お金を出して買ったグラフィック性能が使えていないかもしれません。
該当するお客様はこれをやるだけで数十倍グラフィック性能が上がります。


PCの中には色々な機能を司る電子機器が入っています。
その中で画面(ディスプレイ)に映す機能を司るのはグラフィックチップです。


◆グラフィックボード(チップ)の役割
・映像の出力
・2D/3Dの演算
・デジタル画像処理、ビデオ変換処理
・ハードウェアアクセラレーション
・データベース処理

このようなものがあります。
上の3つは映像関係ということで分かりやすいですが、下の2つはCPUで行う計算の領域です。
これをGPGPUといいまして、元々CPUで処理していた作業をグラフィックチップで行うことで高速処理、CPUの負荷の低減、全体パフォーマンスの向上になります。

GPGPUはEdgeやChromeなどのブラウザでの使用が有名ですが、Windows自体も使っています。
07CADでも使っています。
グラフィックチップはCPUに内蔵されているものがあります。
グラフィックボードを入れているときはそちらにもありますので2系統のディスプレイ出力場所があるということになります。
どちらに挿しても画面が映ってしまうので変わらないと思うかもしれませんが、実は大きく違います。

正しく挿す場所はこちらです。
大事なので大きな画像を載せます。


DELL背面
繋いではいけない方に×を付けました。


実際にどのくらい性能が違うかといいいますと。
私の環境ではGeForce RTX2070 SUPERを入れていて、CPUのほうは、Intel HD Graphics 630ですのでGPUベンチマークのスコアは以下のようになっています。


GeForce RTX2070 SUPER → 10199
Intel HD Graphics 630 → 408
約25倍くらい性能が違います。
繋ぐ場所を間違えただけで25倍も違うのです。


繋ぐ場所が正しくないというだけで突然の障害に遭うこともあります。
先日のWindowsUpdateで、とあるメーカーPCをお使いの方のリアルタイムパースが起動しなくなるという現象が起こりました。
このお客様はマザーボード(画像の×のところ)からディスプレイに繋いでいました。

PCメーカーがグラフィックボードを積んでいるモデルのマザーボードにそのような設定をしてあったのでWindowsが「正しく」グラフィックボード主体で動作するようになってしまったため起こりました。
3Dグラフィックエンジンを認識できなくなったのです。


こちらは、とあるショップモデルの背面です。

ツクモ2
出荷時にシールを貼ってくれています。
このようにしてくれると詳しくない方でも分かりやすいですね。



グラフィックボードはPC全体の性能向上に大きな役割を果たします。
PCの裏面をチェックしてくださいませ。