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【デザイン】 設計室便り
山の散策便り【秩父 御岳山】
秩父御岳山
みなさんこんにちは!梅の開花が見られる時期ですが、春はまだまだ先のようですね。オーセブンのエクステリア・造園CAD設計室からのお便り、今回は秩父の御岳山コースです。
前回のような怖い思いをしないように、即ハンディーGPSを購入!早速活用させてもらいました。



【秩父御岳山 ちちぶおんたけさん 約5時間コース】2011年2月6日 晴れ
今回のコースは秩父御岳山。三峰口駅を徒歩で出発して、町分登山口から山ノ神、タツミチを経由して秩父御岳山へ。そして杉ノ峠を下り、強石登山口へ出て三峰口駅へ戻る道のりです。
ハンディーGPSの性能検証も兼ねた散策となりました。

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秩父市はのどかな田舎です。橋の上から望めるこの川付近には、キャンプ場がいくつかあって、夏場は賑わうのでしょう。今の時期は人も少なく静かでした。橋の上からズームで撮りましたがカモ?がゆーるりと泳いでいましたよ。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
秩父御岳山 オーセブン設計室便り
登山口までの道のりの途中、民家によじ登る猿が。すばやく屋根に登り、慣れた足取りで逃亡です。
小猿も数匹、道路を横断して山へ逃げていきました。


秩父御岳山 オーセブン設計室便り
秩父御岳山 オーセブン設計室便り
登り始めはいつも、この山はどんな山かなぁと考えます。なんとなくいい感じだったり、嫌な感じだったり、植物の状態だったり、土の感触だったり、風や音、五感が敏感に働きます。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
秩父御岳山 オーセブン設計室便り
緩やかに、そして徐々に登っていきます。時々、GPSで高度を見ながら進みました。
だいたい600Mぐらいまでいくと、緑が少なくなって寒くなってきます。


秩父御岳山 オーセブン設計室便り
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紅葉した葉が落ちないまま、山の風景に彩りを添えていました。きれいでした。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
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細い枝だけがまるで蜘蛛の巣のように平らに広がっていました。まっすぐに伸びた力強い幹は、いつ見てもしゃきっとした気持ちにさせてくれます。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
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この傾斜です。私は今回、3回もしりもちをつくほどすっ転んでしまいました。ここで転んだらどこまでも転がっていきそうです。傍らには小さな松ぼっくりもたくさん転がっていました。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
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時々、切り倒された木があります。その断面も多様にあって、面白いです。左のほうはなにか美味しそうなイメージです。これらの木々を見ているとただ切り倒されているのか、何か意味があるのか気になります。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
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これですよ。ハンディーGPS。自分の居る場所が分かるのはもちろん、山道のルートがわかります。
多少ずれることもありますが、ほぼ正確ですね。

歩きながらポイントしていくと、あとで、パソコンにルートを取り込んで、マイマップが作れます。
これがやりたかったのでしょう。

仕事がハードだったので私はかなりグロッキーでしたから、今回ばかりは付き合わされた感 『大』 です。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
やせた尾根をぐんぐん歩いて登ります。1000Mを越える山、ストックなしではとても辛かったと思います。おかげで、筋肉痛も和らいでいます。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
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秩父御岳山の山頂 標高1080.5m。
今までで一番高い山なのに、曇ってるぞーーー!!


秩父御岳山 オーセブン設計室便り
秩父御岳山 オーセブン設計室便り
秩父御岳山 オーセブン設計室便り
時々見かける山のオブジェ。人が作るすべてのデザインは自然の姿が原型になっていると感じます。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
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途中、とてもすわり心地のよい椅子がありました。腰掛部分がまっすぐで背もたれも丁度良い角度です。さすが職人さんですね。父さん母さんと子供用の椅子です。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
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幹に元気なコケが生えていたり、キノコが育っていたり、たくさんの発見があります。

秩父御岳山 オーセブン設計室便り
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今回の山は足場の悪い道もあり、すこし危ないです。ずるずるーと転んでしまう場面もありました。
いくらGPSを持っているとはいえ、山を甘くみてはいけません。ストックばかりに頼らず、自分の足でしっかり踏ん張ることも大事だと思い直しました。
今回の山のガイドはこちらのハイキングマップを参考にしています。

設計室便り、最近は山の話ばかりですみません。でも、山の中には、エクステリアや庭の見本となる風景が隠れている気がします。そんな発見を、これからもたくさんレポートしますので、お楽しみに。