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カレンフジ株式会社
O7CADを選んだ理由は自由度の高い操作性
上の動画は、2020/8/4に行われた社団法人日本エクステリア学会の歴史委員会研究発表にて、カレンフジ株式会社 山澤様が、O7CADを使い滝沢馬琴の庭園を再現したものです。
動画タイトル:『馬琴の庭を推理する』 江戸の文豪 滝沢馬琴の自庭をその日記から復元画像化への挑戦




カレンフジ様の作図風景
Q.CADを導入した理由を教えてください。
他社のCADを使っていましたが、素材の登録数に限りがあり、提案の自由度が低く限界がありました。図面を描く過程でも勾配の設定には苦労しました。1つ1つが手作業で、現地に合わせたレベルに編集するにも多くの時間を要していました。
その点、O7CADには「レベル一括変換」がありました。各レベルの頂点に数値を入力するだけで勾配が出来てしまいます。ともて便利で魅力的な機能でした。
私は、構造を重要視していますが、構造に関わらない表面的な部分に関してはイメージ(方向性)ととらえています。そこで、「レベル一括変換」の機能も含め、総合的に自由度が高いオーセブンのCADを選びました。


Q.CADを導入して変わったことを教えてください。
カレンフジでは、施工と設計を一貫して行っており、施工図面と提案図面を分けて描いています。他社のCADで描いた施工図面では、「ブロックが1段足りない」「思ったよりも低かった」など高さ関係に差異がありました。正確に作図するにも過程が多い分、手間がかかっていましたが、O7CADでは、現実的な高さ設定が容易にできるので、高低差による現場の間違いが減りました。施工する側としても助かっています。


施工事例
Q. 提案ツールを使った提案方法を教えてください。
照明の提案には「VR」を活用しています。光の演出をするには最適です。図面にVRのQRコードを貼り付け、お施主様ご自身のスマホで見ていただきます。反響は良いですよ。面白楽しく見ていただいています。
もう一つ便利で活用しているのは、カタログの情報を提案書に添付していることです。O7CADに登録している建材は、WEBカタログと連動しているので、情報を抽出して提案書に添付しています。この手法でカタログの配布や貸出を減らすことができました。


Q.背景合成をどのように活用していますか?
背景合成はリアル感が格段に向上するので活用してます。背景合成で仕上げる際には、現場で方向性を決め、その場でパースの合成用に合わせて写真を撮ります。CADパースが出来上がったら現場写真と合成して完成です。O7CAD上で作業ができるので、難しさはありませんが、パースの角度がスピーディーにピタっと合うと、さらに使いやすくなると感じています。


第17回日比谷公園ガーデニングショー2019のガーデン部門で「優秀賞(アイデア賞)」を受賞
第17回日比谷公園ガーデニングショー2019のガーデン部門で「優秀賞(アイデア賞)」を受賞。下の画像は、O7CADで描いた提出用図面です。




第17回日比谷公園ガーデニングショー2019で事前提出した図面


インタビュー協力
カレンフジ株式会社