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【デザイン】 設計室便り
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浜名湖花博 フラワーパーク会場のお便り
浜名湖花博はままつフラワーパーク会場のチューリップ
こんにちは。各地からサクラの便りが聞こえはじめ、いよいよ春も本格的になってきました。もちろん春はサクラだけではありません。モクレンやツツジ、チューリップなど沢山の花が競い合うように咲き乱れる季節です。そんな花たちの様子を見ようと、3/21から静岡県で開催されている浜名湖花博会場を訪れてみました。

浜名湖花博2014は、2004年に行われた博覧会の10周年を記念して開催されたものです。→浜名湖花博2014公式サイト
会場は、前回会場の浜名湖ガーデンパークと、今回訪問したはままつフラワーパークの二箇所となっていて、3/21からフラワーパーク会場が、4/5からガーデンパーク会場がオープンです。6/15までの開催です。


浜名湖花博はままつフラワーパーク会場正面ゲート
この日はオープンしたばかりのフラワーパーク会場へ。

会場までは、遠鉄バスで。浜松駅から15分に1本ほど出ています(時間帯で異なりますので、お出かけの際はご確認ください)。この日は平日でしたが、お天気に恵まれたせいか、沢山の人が訪れていました。
ゲートをくぐり、最初に目に入るのは、大きな噴水池。斜面には、浜名湖花博のマスコットキャラである「のたね」のイラストが花壇で描かれています。その向こうに見えるのは、大温室クリスタルパレス。後ほど行ってみましょう。
フラワーパーク噴水池
スイセンの園
ウェルカムガーデンから左、西の方へ降りていきますと、梅園、そしてスイセンの園。ちょうど見頃ですね。傾斜地ですが、バリアフリーのためのスロープも設けられています。
ここを下るとサクラの谷があります。
アメリカという品種。ソメイヨシノから派生した品種。動物園入り口近くに咲いてます。ライトアップもされているようです。
アメリカという品種。ソメイヨシノから派生した品種。動物園入り口近くに咲いてます。ライトアップもされているようです。
品種名はなかったのですが、萼筒の形からするとエドヒガン(江戸彼岸)桜の系統ですね。薄墨桜でしょうか。ソメイヨシノより少し早く咲き出します。
同じくエドヒガン系統のベニシダレ。水鳥の池のすぐ近くで八分咲きくらい。
こちらは少し満開を過ぎた頃。テラス池のほとりです。
天城吉野。これもソメイヨシノから派生した品種。白い花弁が青空にとても良く映えます。
ボケ(木瓜)の花。ミニガーデン付近に咲いてました。
ボケ(木瓜)の花。ミニガーデン付近に咲いてました。
ムスカリの群植。可愛らしいですね。
「世界一美しい桜とチューリップの庭園」と銘打たれたエリアの起点です。サクラが満開になれば、その名に恥じぬ美しさを顕してくれるかも。
シデコブシの品種ベニコブシ。シデコブシの自生地は東海地方に限られていているのですけど、園芸用に品種改良され、普及しています。
ミツバツツジ。会場内の斜面に所々植わってます。原種ツツジ園には、様々なツツジがありました。春から初夏にかけて楽しめそうです。
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「スマイルガーデン」では、日本を代表するガーデナー 吉谷桂子さんのボーダーガーデンが広がっています。吉谷さんが講師となるシンポジウムなども予定されているとのこと。「『ふじのくに花の都づくりシンポジウム』〜心をつなぐ・花とみどりの力〜」(3/30 浜松アクトシティ)
それでは、大温室に向かいましょう。 プールの青とタイルの赤をバックに、温室内の光を浴びてひときわ輝くのは、青い胡蝶蘭。 可愛らしい整形花壇。 大温室内は浜松市のアーティスト瀬川明子さんの造形アートが飾られています。テーマは「自然との共生〜月と光の世界」。ウサギさんが可愛い。 やさしい色づかいのボーダー花壇。
それでは、大温室に向かいましょう。
と、駆け足でしたが、会場を一通り回ってみました。もちろん植物ですから時期が違えば主役も変わります。明日、来週、来月となると、また違う素敵な表情を見せてくれるでしょう。会期内に、もう一度訪れたい、そんな気持ちにさせていただきました。また、4/5からはガーデンパーク会場もオープンです。あちらもまた見応えあると思います。後日ご報告いたしますね。