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今回の北京のオリンピックでの報道規制は 大変なもののようだ。かっこよく行っているように装うことは こっけいにも見えてきます。知っているのと 知らされないのとでは オリンピックも だいぶ様子が違っているのだと思います。

歴史上には 絶対主義の時代がある。有名なのが イギリスのヘンリー8世 フランスのルイ14世 などである。最近では 中国の共産党一党独裁政権や北朝鮮なども 絶対主義である。
絶対主義が生まれてくるのは どんぐりの背比べ状態の弱いものの中から偶然一つのものだけが 大きく強くなってできるのである。教室のガキ大将も これと同じようなものだ。
絶対主義に共通しているのは 社会の機構が遅れているから生まれてくるといえる。そして陰湿で不正がはびこるものである。とくに情報の伝達は非常に悪いか あるいは隠すようになっている。

インターネット時代の中で絶対主義を貫くのは難しい。 インターネットの情報遮断をすれば経済活動ができなくなる。中国が発展するには 経済的にも技術的にも 政治的にもインターネットを活用するしか方法がないのは自明の理である。インターネットのいいとこだけ利用しようといっても 所詮 無理な話である。

絶対主義には 問題があり、もし変革できなければ 市民革命で権力を倒していくような 流血の事態が発生すると 歴史が教えている。 日本にとっても大きなダメージだ。なんとか 変革をうまくやってもらいたいものである。
新しい時代の市民革命は WEBで 流血なく行われることもあるかもしれない。大いに 期待したいものである。