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これからの住宅や建築土木の仕事は その仕事の途中経過まで 家歴書として残しておこうという動きがあります。

自民党の200年住宅の提言12のうち その2に 住宅履歴書の整備(新築時の設計図書や施工内容のみならず、リフォームや点検時の履歴を蓄積)をしようという提言があります。 これから 家歴書が ビジネスの中に入ってくるでしょう。
新築時やリフォーム時に竣工図や設計図書が所有者に渡されます。しかし100年200年となると紛失する確率が高くなることでしょう。 

日本の住宅販売件数に占める中古住宅の割合は13%(2003年)で、イギリスの89%、アメリカの78%と大きな差をあけられていますが これから その差が小さくなっていくでしょう。
家歴書を作成・保存・利用するためには IT化が絶対条件になります。すでに ネット上に家歴書管理システムが動きだしています。
図面だけではなく 写真や動画なども資料として重要になるでしょう。CADデーターは古いデーターでも自在に使いこなせることが必要です。
造園、外構も家歴書で付加価値をあげていくことができます。工事が完工すると見えなくなる 地中の施工状況なども写真に収めて お客様にアピールすることも大事になっています。
工事データーをCDにして渡す事例も 今後ますます多くなっていくことでしょう。