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今日からずいぶん涼しくなってきましたが、残暑も厳しくて、現場で作業されてる皆様お疲れ様です。今年は日本各地で大雨もあり工程管理も大変だと思いますが、どうか体調には気を付けて作業を行ってください。

 しかし、ここ数年の夏の暑さは35℃を超える猛暑日が続いて大変厳しいですね。この猛暑日という言葉は昔は聞くことはありませんでした。それもそのはずで「猛暑日」という言葉は2007年から天気予報や気象情報で使われるようになったそうです。関東地方のデータですが、1980年代の35℃超えの日数は、平均6日程度。それが今年は東京でお盆前の時点で既に過去最高の14日となっており、更に増えていると思います。30℃以上の真夏日も1980年代年平均48日が2018年には68日で、確実に気温が上昇してます。もしかすると近い将来、猛暑日の上の呼び名が生まれるかもしれませんね。

 猛暑になる原因と考えられる現象は、主に「地球温暖化」と「ヒートアイランド現象」と言われてます。他にも様々な要因があると思いますが、とりわけ「ヒートアイランド現象」は、都市化が進みアスファルトやコンクリートの増加が原因で気温上昇を招いています。大都市圏で100年前と比較し平均気温が3℃も上昇してます。これは人類が豊かになった代償かもしれません。

 近年、都市部で各自治体が緑地化を推進するための計画や法令・条例の制定などがなされており、当社ユーザー様の中にも緑地化計画に携わっている方も多いか思います。温暖化防止に私たち1人1人が出来ることは、エアコンの温度設定が代表例である省エネへの取組やアイドリングストップなどCO2の削減です。植物はCO2を取り込み光合成を行い酸素を作ってますので、街に緑を増やすことが大切です。
 街路樹や緑の多い公園、屋上緑化などを増やすのはもちろんのことですが、もしご自宅にスペースがあれば、ガーデニングや家庭菜園などやってみてはいかがでしょうか?