年末から年始に掛けて開発部のパソコンが二台も立て続けに壊れました。しかもこの二台、個人用ではなく、どちらも大事なサーバー。
 ・・・御祓いが必要かもしれません。


ケース1:ログイン画面までいかずに再起動を繰り返す

 つい先日の1月9日、Windows Updateが自動更新で走りました。更新が終わったので再起動すると、そこから恐怖の連続再起動です。

 Windowsのタイトル画面が表示され、ログイン画面になるかと思ったら画面が真っ黒に暗転して、BIOS画面からやり直し。この繰り返しです。セーフモードでの起動を試してみると、なんとこちらも再起動します。

 こういう風になってしまったら上書きインストールもダメだろうと1からインストールしなおすことに。丸一日、復旧作業にかかってしまいましたが、1つくらいHDDが壊れてもOSが壊れてもデータを守るようにしておいたおかげで助かりました。


ケース2:RAIDのハードディスクが頻繁に壊れる

 このパソコンはインストーラーを作成するので特に力を入れてRAIDと呼ばれるHDDを複数台使って故障に備える機能を搭載していたのですが、このRAID機能が昨年から不調になりまして、4台繋がっているHDDのうち1台がエラーを頻繁に出すようになりました。

 上記のRAID、ミラーリングという機能のおかげでHDDが一台つぶれても他のHDDがデータをもってくれていたので大事には至りませんでしたが、何度壊れたHDDを戻しても何かの拍子でまた壊れます・・・1番目だけ。

 昨年末、この頻繁に壊れるHDDを新しく購入したHDDに入れ替えてみましたが、それでもその場所が壊れてしまいます。HDDが原因でないとすれば次に疑わしきはマザーボードだ、ということでマザーボードだけを買い換えることにしました。

 PCの蓋を開けて、コネクタ類を取り外して、ねじを外して、、、。他部署の人間は、床に座って作業している私を冷ややかな目で見ています。ですが、この作業を行わなければPCの復旧はできません。1日がかりで、ハードを付け替えて、ようやく復旧の兆しが見えました。

 今回はかなりマニアックな話になってしまいましたが、日々のデータのバックアップや管理がいかに大事なのかを思い知らされた出来事でした。

単語の説明
RAID,HDD:ハードディスク