iRobot社のRoomba(ルンバ)に代表されるロボット掃除機は多くのご家庭で活躍していると思います。 我が家にも一台ありますが、最近ちょっと困ったことがあります。



私はロボット掃除機を使い始めてもう6〜7年になります。ロボット掃除機は我が家の家事事情に一つの革命をもたらしました。特に共働きの家庭では、週末に家事が集中しますが、その一つである掃除の大部分をこのロボットが担ってくれるからです。

昼間、家に誰もいない時間帯に、ロボット掃除機は自動で掃除を始めます。1時間ほどリビング・キッチン・廊下から玄関まどぉ掃除すると、最後には充電スポットに戻ります。夕方帰宅すると、床はきれいに掃除されています。我が家では、フローリングの綿埃はもう何年も見ていません。

さて、コロナ騒動の今年、一つの問題が起きました。ロボット掃除機は無人の我が家では活躍しましたが、いつも人がいる部屋の中ではかなりの邪魔者だと分かったからです。ロボット掃除機がホコリを吸い込むモーター音は掃除機のそれですから、かなりの大きさです。まず、テレビ会議をしている最中には使えません。

こんな状況に打ってつけだったのが、拭き掃除ロボットでした。たまたま手に入ったiRobot社のBraava(ブラーバ)という商品ですが、これは床に水拭きをかける掃除機です。ロボットの底面に雑巾パッドを付け、タンクに水を入れれば、床面をひたすら雑巾がけし続けてくれます。

このBraavaがよいのは、とても静かなことです。テレビ会議中でも全然大丈夫です。しかも、Roomba以上にフローリングをきれいにしてくれるのです。思えば、板張りのお寺の床などは、水拭き掃除をしている印象があります。掃除機をかけずとも、毎日水拭きすれば床はピカピカに保つことができるのでしょう。静々と動く拭き掃除ロボットは、おすすめです。