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みなさんこんにちは!11月27日に「にわとわに関西支部」の初イベントに参加してきました。
前回の続きになります<第2部>では午後のイベントの模様のお届けします。前回のレポートはこちら




ランチの後訪れたのは重森三玲庭園美術館です。重森三玲の自邸に造られた庭園を観覧できます。予約観覧制で館長の重森三明を中心に重森三玲の親族数名のみによって運営されており、解説を聞きながら観覧できます。



重森三玲庭園美術館
重森三玲(しげもり みれい)氏(1896〜1975)はモダンな庭園造りで知られる日本庭園史の研究家です。午前中廻った瑞峯院の作庭したのも三玲氏でしたね。



建物の格子のデザインもモダンで素敵です。中に入ると苔と白砂と石張りの曲線美が見事な庭が。波型の州浜は、三玲氏の作品によくみられます。



座敷の中央奥に座って眺めた時によく見えるように設計がなされているようです。




館長さんによると枯山水は曇り空の下で見るのがやいそうです。また、塀の内側に植えている樹木は、塀の向こうにある電柱などを見せないように配置してお庭の世界を壊さないようにしているようです。昔は塀の外もなじんで見えたようですが、現代社会では緑で遮る必要ができたようです。確かにあるのとないのではぜんぜん違います。三玲氏が築き上げたお庭の形や世界観を当時眺めた風景まま残し受け継ぐ工夫や努力は素敵だなと感じました。なるほど〜!入り口で見つけた苗木はそれでか〜!



奥へむかうと重森三玲が作った茶室「好刻庵」が。襖柄が斬新でインパクトがあります。
三玲氏作、東福寺 本坊庭園(八相の庭)(はっそうのにわ)のデザイン思い浮かびます。
三玲氏が残した庭はたくさんあり、1つ1つ独創的なデザインがあるので他も観覧してみたいなと思いました。




この後は、当初の予定を変更し、館長さんおすすめの「真如堂(しんにょどう)」へ向かいました。モミジが映える鳥居をくぐると階段とやや急な坂道が…普段デスクワークの私にとっては険しくはぁーはぁー言いながら今日一頑張りました。登りきり待ち構えていたのは圧巻の風景。赤や黄色、オレンジの彩り豊かなモミジやカエデがこれでもかと先の先まで続いていて感動。


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真如堂(しんにょどう)



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「真如堂」
こと「真正極楽寺」は平安時代に創建された比叡山延暦寺系の寺院です。「涅槃(ねはん)の庭」「随縁(ずいえん)の庭」と2つの枯山水庭園が見られます。拝観料は本堂・境内無料宝物・庭園500円(11/1〜12/8は特別拝観につき1,000円)。、自然豊かな境内は紅葉や桜などの名所として多くの方に親しまれているようです。


  本歌「燈明寺燈籠」
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書院南庭 本歌「燈明寺燈籠」和系六角型石燈籠で、鎌倉時代の作です。




真如堂 「涅槃(ねはん)の庭」




1988年に曽根三郎氏により作庭された「涅槃(ねはん)の庭」は東山三十六峯を借景に、向かって左(北)を頭にお釈迦様が右脇を下にして横たわり、その回りを弟子や生類たちが囲んで嘆き悲しんでいる様子が、石によって表現された庭です。白砂はガンジス川を、桧などは沙羅の林を表しています。「涅槃」とは、もともとは「欲望の炎が吹き消された状態」のことをいうようです。




真如堂 「随縁(ずいえん)の庭」




背後にある仏堂(位牌殿)の蟇股に付けられた四つ目の家紋をモチーフにデザインされました。三玲氏の流れを引く重森千青氏(孫)により2010年に作庭された随縁とは真実は縁に因って様々な現れ方をするが、本質は変わらないことを意味するそうです。



書院の西庭には茶室や待合があります。


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本堂からみた三重塔。


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庭女子の方々とお庭を巡っていると、「あのデザイン可愛い!」と女性ならではの観点でいろんなものをキャッチします。可愛いアンテナ発揮しまくりです。
部屋と部屋をつなぐ中廊下の下の支えが橋のように湾曲している1本の木を用いているのを見つけたり。いろんな感性を感じながら廻れるのは醍醐味です。


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次回は中部支部長林さんの企画を関西支部とコラボで4月に開催する予定です。