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起業して会社が大きくなってきて、社員数がある一定量を超えたところで急に業績が落ちたり、経営がうまくゆかなくなるポイントがあるといわれています。100人の壁などと言われますが、なぜ会社は大きくなると、ダメになってしまうのでしょうか。


社長の目が届かなくなる人数が、せいぜい100人だといわれています。社員が多くなりすぎると、社長のビジョンや管理が行き届かなくなるというのです。 オフィスビルのワンフロアにデスクをずらりと並べれば、なるほど100人くらいは管理できるのかもしれません。

会社が大きくなってくると、業務を効率的に進めるために会社をいくつかの部門に分け、部課長を置くことになります。 すると、社長の目はさらに届きにくくなります。設計部や工事部を設けることは業務の遂行上便利になることも多いですが、一方で、社長と末端の社員との距離は遠のいてゆきます。

業種や業態によっては50人、場合によっては10人でも、社長のビジョンは伝わりにくくなり、現場の情報は社長に伝わりにくくなるといわれています。情報は人間の体を流れる血液のようなものです。血の巡りが悪くなり、体調を崩してしまうと、組織はうまくいかなくなってしまいます。

ネットワーク型の情報共有はこの問題に直接働きかける特効薬です。弊社で言えばe-Boardという月額数千円の商品ですが、これを導入するとその日から会社の血の巡りがよくなります。e-Boardを導入すると、事務所にいても、営業現場にいても、工事現場からでも、社長のご自宅のソファーの上でも、情報を入力すれば即座に全員に伝わります。会社全体が活性化します。

会社の中のあらゆる情報が全社員の目に触れるようになると、社員は自分の居場所も、社長のビジョンも自然に理解して行動するようになります。 個々の情報の羅列が自然と最適な秩序を持った組織を作り出してゆくのです。 情報を社内で等しく共有することで、社員一人一人が考え行動する会社を作り上げることができます。そのような会社になれば、100人の壁はもう怖くありません。