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TVを見なくなって1年半ほどたちました。NHKとの契約を解除すると民放も見れなくなります。ですからテレビの受像機を持っていてもテレビを見ない生活が続いています。テレビ大好き人間でテレビを見ていた頃から比べると私の生活はだいぶ変わりました。

1日の生活は、テレビの番組表で進んでいました。今日は「ゴルフ中継」が3時から始まるのでそれまでに〇〇しておこうとか、「笑点」が始まるので夕食をその時間に摂ろうか、テレビが毎日の生活のリズム決めていたと云えます。

生活をテレビ番組に合わせていた時に比べて自分の時間で生活が送れるようになりました。良かったのは、落ち着いてものを考えたり作業をしたりすることができることです。ゆったりとした時間を楽しむことがこんなにも自由で楽しいことだと感じるこの頃です。

マスコミは日本に限らず政府の広報に偏った放送をしています。批判的に見ていないと洗脳されることになります。インターネットの時代ですからニュースはたくさんのサイトから知ることができます。テレビや新聞を止めても少しも困りません。

使わなくなったテレビはapple TVをつないで世界中の情報を動画で見ることができます。世界のニュースサイトからリアルタイムに動画のニュースを見ることができる方が、期限遅れのニュースを見るよりいいのではないでしょうか。(外国語が解らなくとも映像だけで十分です)

せっかくデジタルテレビになったものの、電波塔から各家庭に配信されるので日本のテレビは世界に届く事はなく、まさに鎖国状態にあるのが現状です。BBCはロンドンオリンピックを全競技ネット配信で世界に伝えました。東京オリンピックをどのように世界に配信するのか、NHKの今後の対応が問題です。

インターネットで世界の情報に日ごろ接することによって日本の情報が鎖国状態にあることを感じるようになりました。グローバル時代とは名ばかりで世界中はグローバルになっても日本は孤立状態ではないでしょうか。

テレビをやめてゆったりとした時間を手に入れて、世界から情報知ることができるこの時代はすばらしいと思うと同時に、日本がちょっと変な国になっていることが気がかりです。