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 2013年10月17日からWindows 8.1へのアップグレードが開始されました。今回、手元のPCでアップグレードして1か月ほど使用してみましたので、その使用感を書かせていただきます。
 なお、今回の記事は、あくまで私個人の使用感になります。さまざまな感想もありますので、ご参考程度に読んでいただければ幸いです。


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 まずは、今回のアップグレードの大きな目玉でもあった「スタートボタンの復活」について。 Window 8が出た時に一番話題になったのが、スタートボタンを廃止してスタートメニューを大幅にリニューアルしたことでした。今回、このスタートボタンが復活するということで、注目も集まっていたと思います。私も注目していたのですが・・・
 使ってみて、正直Windows 8と変わらないと思いました。スタートボタンは復活しましたが、スタートメニューは同じです。これまでのWindowsのようなスタートメニューが表示される訳ではありません。Windows 8のスタートメニューが表示されます。正直、ユーザーが求めているものとはかけ離れている気がしました。


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 また、このスタートメニューにも変更が加えられていました。プログラムの表示方法がこれまでの右クリックでメニュー表示だったのが、左下の方に矢印が出ています(左図の左下・・・画像は簡略化しています)。これで、プログラムを選択できるようになっていますが、元々のスタートメニューの使い勝手が悪いこともあり、使いづらいです。

 結局、私の使用方法はWindows 8と変わりません。
「よく使うプログラムのショートカット集を作成して、それをデスクトップ上から使用する」という、形式をとっています。
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 Windows 8.1からInternet Explorer 11が搭載されました。こちらは、これまであったバグなどが修正されているように感じますが、メモリの関連なのかホームページの読込でフリーズすることがありました。これは、環境によるのか不明です(ブラウザを再起動することで問題なくなります)。

 使い勝手等は、これまでのInternet Explorerと代わり映えしないような気がしますので、慣れている方は、こちらで問題ないかと思います。

 なお、Windows 8を使用しているユーザーのお客様は、無料でアップグレードできます。アップグレード自体はそれほど時間もかからず行われました。ただ、アップグレード後のアカウント作成がMSアカウントを強要するようなイメージを沸かせるのも注意が必要です(実際、私は勘違いしてしまいMSアカウントで作成してしまいました)。

 従来のユーザー情報でアップグレードする際には、アップグレード時のアカウント設定時に、
「既に持っているアカウントを使い続ける」
を選択してください。これで、MSアカウントを使用することなく、アップグレードできます。


 後は、ネットワークの設定だとかのシステム的な変更がありましたが、こちらは割愛させていただきます。ただ、上記を踏まえると、急いでアップグレードする必要はないというのが、正直な感想です。まだドライバーもそろっていないようですし、アップグレードをお考えの客様は、もう少し様子を見てからでも問題ないと思います。


※Windows、Windows 8、Windows 8.1は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
※Internet Explorer、Internet Explorer 11は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。