スミレ
ロシアの空が明るく輝き 隕石が落下したニュースはyoutubeで見たのが最初でした。その後テレビはyoutubeの隕石落下の映像を流していました。Twitterで東京秋葉原の薮そばが火事というツイートを見て すぐにyoutubeにアクセスをしました。すごい、youtubeにはもうアップされていました。


誰よりも早く情報を得たことで巨万の富を築いた人達がいます。そこから通信社が生まれて来ました。他人が知らない情報(真実の)を知れば大きな利益を手にすることができます。しかし多くの人々にとって早い情報に価値があるとは限りません。  

新聞やテレビよりもインターネットが早くなって来ました。しかし、最新のニュースをTwitterやyoutubeで見つけ出すにはパソコンや携帯を何時も見ていなければならない訳ですから大変なことです。ですからまとめて見れる新聞・テレビは楽でいいと言えます。しかし楽に任せてマスメディアの情報を鵜呑みにはできません。特に記者クラブ経由のニュースは信用出来無いことは常識です。新聞TVに洗脳されていると知るべきです。

そこで 情報を自ら探し出そうと言う作業というのは大変なことです。沢山情報があるようで決して多くはありません。欲しいと思う情報の元が絶たれたり、削除されたりしています。ここにも情報操作が感じられます。

ところで情報の価値とは何でしょうか。情報の価値というのはその人がどのような問題意識を持っているかいよって決まるのではないでしょうか。沢山の情報をかき集めても自分というものが希薄ならば価値を見出すことは少ないと云えます。

情報化時代は 情報が多くて、混乱が増すばかりだといいますが決して多くはありません。日本語の情報は世界的にみて少ないと云えます。もっと多くの情報がふんだんに手に入らないといけないのではないでしょうか。

そして本格的な大量情報化時代に生き抜く術は 自分を持つことだと云えます。 自分なりの価値観がないと 情報を活かすことができず振り回されるだけになってしまいます。

沢山の情報の中から こいつは凄いという情報をつかみ出し それを理解するだけでも時間が足りません。自分の目をもって選択していかなければ 隕石だ 火事だと追っかけ屋さんになってしまい 自分を失ってしまうことになります。

情報化時代をしたたかに生きるには 不必要な情報を捨てて見ないことであり 自分を豊かにしてくれる情報を嗅ぎ分けていくことではないでしょうか。隕石落下のニュースをいち早くキャッチして嬉しがっているのを反省してコラムを書いてみました。