最近 日本が変わった と 感じることが多くなりました。
経済発展を 日本国内だけで考えると もうそろそろ終わりも近いと思っていた産業に もう一度光が当たっています。 その現実が 私達に 今までと違った 世界を感じさせているのではないでしょうか。

例えば 鉄鋼業である。 基礎産業には もう高度経済成長のようなことは 起こるまいと 思っていた。しかしどうでしょうか。新日鉄は頑張っている。株価も高い。

アジアの経済発展が始まったので 基礎的な素材産業が 輸出産業として 再び脚光を浴びている。 また 鉄くずの 相場が高騰して フェンスやグレーチング 電線までも盗まれるご時勢である。

自分の生活や、日本の行くすえを考えるにしても 他国のことを考えておかないと 正しい判断ができなくなってきている。投資や債権なども外貨建のものを 一般市民がやっているようである。グローバルを 生活実感として 理解できる日本になったのである。

海外旅行とか 松井秀喜とか 世界と繋がったニュースが好きな日本人が 日常生活の中から グローバルの意味を理解したのは ここ数年ではないだろうか。