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昔 ラジオで「暗いと文句を言う前に進んで灯りをつけましょう」という広告がありました。マスコミがどうの、NHKと東電がどうのと言う前に 進んでTVを止めてみました。
そこには新鮮な感覚とか ゆったりとした気分とか 今までに考えていなかった生活感覚がありました。


TVはプッシュ型の情報伝達です。電波塔から何百万世帯に電波を放出し情報を伝えています。流し続けるので保存するためにはデッキが必要になります。
TVは時計の役割を担っています。TVに合わせて生活するとある意味快適です。朝ドラの前に食事を終えて朝ドラの後・・して、〇〇を見て・・する。TVが生活のメトロノームになります。家の中で一番良い場所を占めているため、TVと生活が一体化し、TVを止められなくなっています。

プッシュ型のTVとプル型のインターネットで情報を得るのでは生活が変わります。
リアルタイムに情報を得るには Twitterがあります。まとめて見るなら Googleニュース等で見ることが出来ます。
映像でみるなら YouTubeとかDailymotionがあります。ネットテレビを探せば世界中のテレビが見れます。ラジオもめちゃめちゃあります。音楽もニュースも面白い話題も楽しめます。

インターネットはPull型です。Pull型は自分の都合で情報を見ます。気になるところは2度でも何度でも再生出来ます。
今日発表されるかも知れない、話題のアップルのTVがどうなるでしょうか。 基本的にはプッシュ型のテレビに対してプル型のテレビになってくるのだと思います。そして家の中の一番良い場所(みんなが集まる居間)にインターネットが進出という歴史的な事件だといえます。

TVのない生活を1ヶ月ほどしています。ハイテンションでビックリ箱の気ぜわしさがなくなりました。嘘つきTVに向かって怒鳴りつけることもなくなり、TVに引きずられる生活もなくなりました。 穏やかな時間をとりもどすことができていると感じます。

何か胡散臭いテレビより インターネットの方がいい情報があります。規制だらけのガラパゴスTVで良い訳がありません。アップルTVによって居間にプル型のインターネットが入り込んでくれば生活そのものが変わることでしょう。

ちなみに、ケーブルテレビの解約で8万5千円/年のセーブになりました。節電するならテレビが一番 クーラーより節電効果があるといいます。この夏の節電の為にも、すすんでTVを止めて見ませんか。テレビの時代は確実に終焉に近づいているのではないでしょうか。今夜あるWWDCでアップルTVの発表はあるのでしょうか。スティーブ・ジョブズの遺言はどんなものなのか 発表が待ち遠しいですね。