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日本の大工さんの技術についてのお話を聞かせていただきました。
かね尺を使って屋根勾配を巧みに計算する日本の大工さん、欧米の大工さんはサインコサインを使い電卓で屋根勾配を計算するのだそうですそうです。
かね尺を見た海外の大工さんは実に驚かれるということです。


どちらの方法もすばらしいですが、日本人にはいい知恵があるものです。
道具をたくみに使う日本の大工さんのまさしく技術のお話を聞かせていただきました。
実は日本ではメートル法を採用したとき尺貫法を使ってはいけないということになっていたそうです。
便利な道具を使わなくなることと、新しいことをはじめるときの壁はいつの時代でも起こるものという気がします。
現在でも日本建築には尺貫法が必要ということは、単位の統一では解決できないことが現場ではたくさんあるということの証であるような気がします。
ちなみに、尺貫法を各国の単位の長さにすると下記のようになります。
尺貫法(曲尺) メートル法 ヤード・ポンド法 計算式
1里 36町 3.9272727 km 2.440294 mile 129600/33 m
1町 60間 109.0909 m 5.422876 chain 3600/33 m
1段(反) 6間 10.90909 m 11.93033 yd 360/33 m
1丈 10尺 3.030303 m 3.31398 yd 100/33 m
1間 6尺 1.8181818 m 1.988388 yd 60/33 m
1尋 6尺 1.8181818 m 1.988388 yd 60/33 m
1尺 10寸 0.3030303 m 0.9941939 ft 10/33 m
1寸 10分 3.030303 cm 1.1930327 in 1/33 m
1分 10厘 3.030303 mm 119.30327 mil 100/33 mm
1厘 10毛 0.3030303 mm 11.930327 mil 10/33 mm
1毛 30.30303 μm 1.1930327 mil 1/33 mm
不思議なものが解決していくような気がします。

ソフトの世界で代表的な単位といえばパソコンのスピードやハードディスクの大きさを表す単位です。
現在はテラバイトが最大ではあります。
しかし、さらに上の単位が存在しています。最大の単位はヨタバイトになります。
ちなみに下記の表記が大きさをあらわすものです。
テラバイトは真ん中くらいの単位ですので近い時期にヨタバイトのパソコンができるかもしれません。
単位 英語名(省略形) 情報量
ビット bit(b)
バイト Byte(B) 1B = 8b
キロバイト Kilo Byte(KB) 1KB = 1,000B
= 103 = 1,000 Byte
メガバイト Mega Byte(MB) 1MB = 1,000KB
= (103)2 = 106 = 1,000,000 Byte
ギガバイト Giga Byte(GB) 1GB = 1,000MB
= (103)3 = 109 = 1,000,000,000 Byte
テラバイト Tera Byte(TB) 1TB = 1,000GB
= (103)4 = 1012 = 1,000,000,000,000 Byte
ペタバイト Peta Byte(PB) 1PB = 1,000TB
= (103)5 = 1015 = 1,000,000,000,000,000 Byte
エクサバイト Exa Byte(EB) 1EB = 1,000PB
= (103)6 = 1018 = 1,000,000,000,000,000,000 Byte
ゼタバイト Zetta Byte(ZB) 1ZB = 1,000EB
= (103)7 = 1021 = 1,000,000,000,000,000,000,000 Byte
ヨタバイト Yotta Byte(YB) 1YB = 1,000ZB
= (103)8 = 1024 = 1,000,000,000,000,000,000,000,000 Byte
最大の単位になるとどのようなことができるのか考えるとわくわくします。
大工さんの使う、かな尺のようなCADにオーセブンCADが進化していきます。
今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。