NiwaNaviImage
4月10日(日)、統一地方選挙が行われました。期日前投票の利用も進みました。しかし投票率は決していい数字ではありませんでした。
日本はネット選挙禁止という世界でも類例のない情報鎖国・最後進国です。若い世代が改革へもっと汗を流さなければ、ネット選挙は実現できないでしょう。


選挙の投票にでかけようとすると新聞などの印刷物の選挙公報しか見ることができません。総務省がネット掲載は認めないとしているからです。 しかしチラシお断りとして配布を拒否する所が多くなっているそうです。新聞を取っていない人も多く、ますます選挙が分かりにくくなっています。

市民団体「LM四国」が、県知事選の選挙公報をインターネット上で公開しました。県選挙管理委員会は「公選法に違反する」と指摘しているとニュースになりました。ネット上に公開しているのは、印刷された選挙公報をデジタルカメラで撮影した画像(なんとも見づらい、汚い)ですがそれすら認められないそうです。

日頃からパソコンを使わない代議士先生達は 自分にとって不利になるのが分かっているので反対してきました。改善の動きもありましたが、何時も長老の反対で立法化が見送られてきました。

パソコンを使わない政治家たちはネットで選挙すれば、自分たちの地位を明け渡すことになると直感しています。これからも決して実行しようとはしないでしょう。

しかし選挙期間中のネット禁止だけで物事が決まるわけではありません。日々ネットに書き込んでいる政治家達が多くなっています。日々のネットでの活動がドブ板選挙に勝てる日は必ず来ると信じているからです。すでに来ていると云っていいでしょう。

Twitterやブログで 日々彼らをフォローしていると 新聞やテレビで見る政治より身近に感じられます。その人となりや考え方が見えてきます。そして選挙になればその中から投票する人を決めて行きます。ネットで意見を述べている政治家達が日本を変えてくれるでしょう。ネットで活動する政治家が増えてくれば日本が変わってくるでしょう。それと同時に見ている私達がいい加減な投票をしなくなると云えます。政治に対するレベルが上がり 政治がまともになっていくのではないでしょうか。ネット選挙を恐れている政治家が一番恐れるのは、選挙民の意識が向上することだからです。