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 これまで、外観デザイナーへ寄せられたご報告やご意見に対して作業を行っていたのですが、少し目処が付きましたので、今回報告させていただきます。
 内容は、壁と屋根の動作について、機能を追加したものになります。

 これまでの、外観デザイナーの壁や屋根の動作は、レベルや高さを変更した時に他の階がその変更幅にあわせて自動的に更新されるようになっていました。そのため、どうしても作図に制限ができてしまい、思ったような建物が作図できないことも多かったかと思います。

 そこで、壁と屋根の編集画面に独立して動作設定できるような機能を追加しました。下記の画像の赤枠部分がそれにあたります。
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 赤枠部分のチェックを外すと設定している壁だけに値が反映されます。他の階に影響がでないため、壁が屋根を突き抜けてしまった時や、意図しない隙間ができてしまった時などに使用してください。
※バルコニーや独立壁(柱)は元々独立して設定できるため、この機能は使用できません。


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 同様に屋根も独立して設定できるのですが、壁よりも機能が追加されています。「他の階も同時に移動」は、壁と同じで、屋根の設定に他の階に反映されません。

 「同じ階の全ての屋根に適用」は、同じ階に屋根が複数個ある場合に反映されます。これまでは、設定した値が階全部の屋根に反映されていましたが、このチェックを外すと、設定している屋根のみを対象とします。

 「壁を設定する」のチェックを外すと切妻などで設定される壁が作成されなくなります。単独の屋根を作成したい時にこのチェックを外すと、余計な壁は生成されません。


 現在、この機能に関して社内で最終調整中です。今月中の公開を目指して作業しておりますので、今しばらくお待ちください。公開されると、アップデートツールで更新できます。