eE-Former_solid
 手軽にシンボルを作成・手直しできる便利なソフト、eE-Formerに新しい機能が追加されます。

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 シンボル、またはシンボル化した床などはデータ数を抑えるために、ほとんどの場合で四点以上の頂点を持つ多角形の集まりで構成されています。これにより高速なレンダリング品質を提供できています。

 しかし、一方で、四点以上の多角形は「ねじれ」が生じる不安定な状態とも言えます。ねじれが生じるとパースで隙間が開いてしまったり、不思議な場所に影が落ちていたりします。

 ねじれはレベル変形などにより、元形状から空間変形が行われた時に発生しやすいのですが、プログラムから見ると正しく与えられた情報で正しく計算した結果が、正しく(?)ねじれているため、ねじれた結果をねじれていない状態に補正するのは非常に難しいのです。
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 そこで、今回、追加される機能「三角形分割」が威力を発揮します。三角形は決してねじれない図形です。三角形に分割しなおすことで、平らな多角形のみの集合に仕切りなおすことが出来ます。

 しかし、一方でデータ量は莫大に増えますから一概にお勧めできるものではありませんが、たとえばレベル一括変形した床がねじれてしまったときなどには是非とも使っていただきたい機能となっております。

 この機能はアップデートを行っていただくことで自動的に提供されます。現在リリースに向けて動いているところです。お手元に届くまで、もう少々お待ちくださいませ。