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総務省がまとめたTV局の経営状態は 5年ほど前から凋落傾向が続き、ついに赤字に転落してしまいました。不況はさらに厳しさを増しています。
背景には 高コスト体質があり、TVのコマーシャルが割高になっていることや、TVに代わるインターネットの利用が進んでいることがあげられます。


広告費が新聞やTVからインターネットに流れているのは 日本だけではなく 世界の潮流になっています。世界に比べればまだまだ日本のマスコミは頑張っている方です。日本のマスコミが強いのは、新しい情報網の開発(ケーブルTVや通信衛星)などを妨害し、地上波局の独占を守ってきたからといえます。そのような圧力は今回の 記者クラブの解放問題などにも見られます。後ろ向きの姿勢が繁栄をむさぼってきたというのでは 問題です。

圧力をかけにくいインターネットには マスコミも手がなく苦しい状況になっています。旧態依然としたマスコミがインターネットと どのように折り合いをつけるかが問われています。

最近 テレビ朝日がANN NEWS  TBSがTBS NEWS をYouTube上に 専用チャンネルを開設しました。

テレビ会社が生き残りを考えて 動画共有サイトYouTubeを運営する Googleと契約をむすび ニュースを配信を始めました。
見たいニュースだけを 動画で見れるのはTVで見るより便利です。
しかし ブログなどに埋め込んで 自由に利用できるブログパーツ機能は制限されているので ネット上で期待以上のことはなさそうです。
ネットが便利になればテレビ離れがますます進むし なかなか自己矛盾を越えることはできないようです。後ろ向きの姿勢では ネットとの問題を解決する方法は見つけられないのではないでしょうか。