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近くに大型ショッピングセンターのイオンがあります。大変便利ですが、何時行っても満員御礼の状態です。5のつく日、10日、20日、火曜日、は特売日です。月の半分が特売日になる勘定です。レジ待ちは当たり前です。こんなに売れているのに 赤字?だそうです。 信じられません どっかおかしい。

イオンに納入している業者の皆さんは きっと大変な思いをしているのでしょう。社員の給料も切り詰められ、首切りもあるでしょう。

TVは またまた悪乗りして 銀座のデパートでも激安弁当 290円で大繁盛と、 女子アナがハイテンションでわめいています。景気のネガティブ・キャンペーンです。コンビニ、スパーの値段が円高差益で下がるのはありがたい。 しかし人件費のカットが繰り返えされる弁当などの値下げ競争は恐ろしい。景気浮揚の足を引っ張り、デフレの心配が大きくなるからです。

不思議なことですが 同じ経済問題を抱えている アメリカはインフレ懸念、 日本はデフレと正反対の現象になります。
 
多くの人は 一生懸命 爪に火をともすように 貯金をしてきた。日本人の貯蓄率の高さは老後の備えだといわれています。 その預金や貯金が 国債の購入に回されています。本来国会で、増税を議決して 税収から使うべきです。しかし 国債を発行して使ってきました。大増税なんか評判を落とす政策を論議するより 国債を発行して使ってしまえば同じことができるからです。(ですから私たちは もうすでに かなり高い税金を払っているわけです。)

アメリカでは国債を外国(日本と中国)が買ってくれています。 オバマの経済政策を遂行するため 国債を増発したのでインフレの心配が起こっています。中国が損をしないうちに 米国債を売り払うといっているからです。ところが日本国債は国内で特に郵貯資金で買われているので インフレではなく デフレになってしまうのです。(理由はごちゃごた長くなるので 省きます。)

郵貯は民営化されても 1000万以上の貯金をしていると 1000万を超えた金額は自動的に国債に回されます。田舎のおばあちゃんの貯金は大丈夫でしょうか。ひょっとしたら、もう国債にまわされているかもしれません。郵貯が民営化され 国債をなあなあで発行できなくなったからです。国債詐欺?です。自分の財産を勝手に使われる。どっかおかしい。

おとなしい羊のような日本人よ いつまでも 何も言わずに諾々としていては 決して幸せになりません。こんなことをやっていると 日本はバブル崩壊後の「失われた10年」から、さらなる不景気がまた10年も続くことになりかねないのではないでしょうか。
選挙が近づいています。 必ず選挙に行かなければ、 白票でも投票に行くべきです。期日前投票が便利ですよ。あとで泣くのは いやですからね。