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10年前、初めてiPhoneを手にして、それ以来10年間使い続けています。 途中5回ほど機種を変更していますが、その度に画面が大きくなって行きました。


私が最初に手にしたスマートフォンは、3.5インチでした。片手で持ったまま親指で操作できる大きさでした。いわゆる「ガラケー」からの乗り換えには適したサイズだったと云えます。その後の乗り換えで徐々に画面サイズは大きくなって行きました。


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画面が大きくなる時、それまでの操作性や携帯性が失われるのではないかと不安になる場合もありました。4.7インチに乗り換える時、全ての操作を片手で行うことができなくなり、不満になるかと思っていました。そのために、古い機種を手元に保管していましたが、試しに戻してみるとむしろ画面が小さくなることのストレスの方が大きいことに気づきました。

4.7インチから5.8インチに乗り換えた後も、同じことが起こりました。5.8インチは手にしてみると重量が重く感じましたが、たったの数分でで新しい画面になれてしまい、さっきまで使っていたスマホ画面が小さくてとても見にくく感じるのでした。きっとメーカーもこのことを良く知っていて、次第に画面を大きくしているのだろうと思います。

しかしながら、この画面拡大の流れもどこかで止まるはずです。ノートパソコンの歴史にも見られるように、拡大した画面は17インチまで行きましたが、携帯性とのバランスの為か、今は多くが13インチ〜15インチに落ち着いています。パソコンの下のサイズにはタブレットがあり、7インチ〜13インチの商品が中心です。

私も小型のタブレットの iPad mini を持っています。画面サイズは7.9インチですが、電話として耳に当てるのはちょっと大きすぎます。そう考えると、スマートフォンの上限は7インチあたりかもしれませんね。片手で持てて、ポケットに入り、しかも、電話としてもおかしくないギリギリのサイズがそれくらいでしょう。



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