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【デザイン】 設計室便り
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沖縄 世界遺産巡り 【識名園】
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みなさんこんにちは!
毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
私は先日、沖縄へ行ってまいりました。(もちろんお仕事です!)
そのときに庭園の視察として行った沖縄の世界遺産識名園と玉陵をご紹介いたします。



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まずは、琉球王国の別邸 識名園です。

王族の保養や、外国使臣の接待などに使われた別荘だそうです。

池のある広い庭園を散策しました。

これは『アコウ』というクワ科の常緑高木樹です。
枝の分岐が多く広がりのある力強い木です。沖縄の強い日差しをよけられる木陰ができます。
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進んでいくと通用門と琉球瓦の正門があります。
太陽サンサンでしたが、樹木のおかげで日陰で涼しかったです。

沖縄の樹木といえば、この『ガジュマル』です。

気根が成長するとどれが幹だかわからなくなるような木です。
ここ識名園のガジュマルは本当に大きかったです。

ガジュマルの木といえば、子供の頃にガジュマルの木にはキジムナーと呼ばれる精霊(妖怪みたいな)がいると言い伝えられていて、一人で木のそばを通るときは目をつぶって走っていました。

久々にまじまじと見たガジュマルはやっぱり怖い印象でした。
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御殿までの園路は曲線になっていて先が見えなくなっています。

左右にある溝は、雨水などが流れるようになっています。等間隔にストッパーの石が並べられ、水の流れが穏やかになるように設計されているそうです。




歩いていくと眼下に庭園が開けてきてぱっと景色が変わります。

いよいよ御殿前の琉球庭園です。
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写真で見ただけでも沖縄の日差しの強さがわかっていただけると思いますが、こちらが御殿です。

戦時中の空襲で焼かれたので、作り直したものだそうです。

ガイドの話では、防空壕を庭園内に作ったせいで、狙われてしまったのだということです。

沖縄では見慣れたものですが、建物の柱はこのようなチャーギという強い木が使われています。

地面との接続部も、台風で飛ばされないように念入りに固定しています。
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御殿の中、二番座前より見た眺めです。

池に浮かぶ島にある六角堂と2つの石橋が眺められ爽快です。

琉球石灰岩で作られた橋です。中国風なデザインになっています。

歩く部分の階段は一枚岩を切り崩して作られているそうです。

ガイドの話では奥の橋は段数が前後で違うため施工を間違えてしまったのではないかということでした。
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正面からみたところです。

特殊な石灰岩が個性的です。

2つの石橋を渡り反対岸から御殿を眺めます。

池が広いので御殿までが遠く感じます。
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散策に丁度良い園路が続き、その先にある六角形のあずまやで一休みできます。

すこし高台から見た眺めです。

沖縄は海が近いので湿気も多いですが、風があるので木陰や高台だととても涼しいです。
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船着場です。

王族は優雅に船にゆられこの庭園を眺めていたのでしょうか。

ホウオウボク。大木です。

見上げて撮影しました。葉が細かく涼やかです。

8月は花が咲いてもいいころなのに何故か花が見えませんでした。
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シークワーサーの木です。常緑のヒラミレモンです。

とにかくすっぱいレモンみたいなチビみかんです。

小さな実がたくさん成っていました。

こちらは琉球石灰岩を整形して組んだものです。
『あいかた積み』というそうです。

がんじゅーそうです。
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さらに奥から、御殿の眺めです。

今度は涼しい時に行けるといいなと思います。
皆さんも沖縄へ行く機会がありましたら、ぜひ識名園を訪れてみてはいかがでしょう。


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