グラフィックス1
よくわからないですけど、カッコいいですよね、「ムーンショット」という響き?小耳にはさんだので、何だろう?と思い少し調べてみました。

そうすると、日本に「ムーンショット目標」というものがあるそうです。私、ぜんぜん知りませんでした。



そもそもなのですが、「ムーンショット」とは?
もともとの語源は、「月へ向かってロケットを打ち上げる」ことを意味し
ジョン・F・ケネディ / 第35代アメリカ大統領の、アポロ計画に関するスピーチからとのこと。

「10年以内に人間を月に着陸させ、安全に地球に帰還させるぞ!」という計画(1961年〜)ですね。
そして、1969年にアポロ11号が人類で初の有人での月面着陸を成功させ無事に帰還します。


・・・ん?日本も月にいって、帰ってくる計画があるの? というわけではありません。

いまでは、「前人未踏で非常に困難だが、達成できれば大きなインパクトをもたらし、
イノベーションを生む壮大な計画や挑戦。」を意味する言葉として「ムーンショット」という表現が
されているそうです。

そういった意味合いでの「目標・計画・挑戦」の愛称?ではないですが、
Google社をはじめとする企業でも「ムーンショット」という言葉を使い、いくつかの計画を
発表しています。

さて、日本でいう「ムーンショット目標」はというと、
 目標1 : 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
 目標2 : 2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現
 目標3 : 2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現
 目標4 : 2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現
 目標5 : 2050年までに、未利用の生物機能などのフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出
 目標6 : 2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現
 目標7 : 2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現
 目標8 : 2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現
 目標9 : 2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現
というのが公開されています。

下記・内閣府 ムーンショット型研究開発制度 HP
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html

なんか小難しくて、スッと頭に入ってこないのですが、一つ一つ掘り下げると
将来にとって必要なことや、ワクワクするようなことがありました。
皆さんもご興味ありましたら、ちょっと見てみてください。

まとめになりますが、私の思うムーンショット型研究開発の
「良いな!」と思うところは、「失敗を許容するよ」というところです。

前人未踏の困難なことに挑戦しよう!
失敗しても良いじゃないか!
人類がびっくりするようなことを達成しようぜ!

という心意気。

オーセブンも「いつも挑戦!」をスローガンに掲げております。

少し先の未来も大事ですが、もっと先の未来の目標を描くというのは
とても魅力的ですね。

難しいですが、ちょっと考えてみたいと思います・・・。