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コロナ禍の2年目が終わろうとしています。オーセブンでは業務のオンライン化を徹底的に進めてきましたが、オンライン業務の本当の課題と対策が見えてきた気がします。

世の中にはいろいろな仕事がありますが、オンラインにできるものとできないものがあります。一般的に言えば、サービス業などはオンラインにできないものが多いです。カラオケとかスポーツジム、あるいは、警察や消防もオンラインというわけにはいきません。

企業の中の仕事を見ても、オンライン化できるものとできないものがあります。例えば引越し業者は宣伝や営業はオンラインでできても、引越しそのものはオンラインではできません。エクステリア工事店も、営業やサポートはオンラインでできても工事そのものは現場に行かなければできません。

より一般的に云えば、オンラインでできるのは情報伝達だけということになります。逆に云えば、こちらから情報を伝えたりお客様の情報を受け取ったりすることは全てオンライン化できると考えられます。会議や打ち合わせはもちろん、営業活動もサポートも本来はオンラインでできるはずです。

実際、オーセブンではオンラインで営業活動をする機会が増えています。実際に訪問をせずともソフトウェアの動作について説明することは(むしろわかりやすく)できますから、オンラインのままご契約いただけることもしばしばです。しかし、操作研修となるとオンラインのハードルが1段上がります。

ソフトにかかわらず、道具の使い方を教えるのは高度な情報伝達を大量に行うことが必要になります。「次は、このボタンを押してください」という説明の「このボタン」がどこなのかを伝えるのが、オンラインの不得手なところです。隣に座っていればすぐわかることが、なかなか伝わりません。

より複雑な情報伝達をオンラインで行うには、情報を受ける側の理解を助けるもう一つのツールが必要になります。エクステリア造園の営業で言えば、07CAD3のプレゼンKITがそのツールになるはずです。ITは先に使いこなした人が有利です。物理を超えた目標を達成させてくれます。