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昨年の4月1日からスタートした在宅ワークも、19か月を過ぎました。パソコンがあればできる仕事だからこその100%在宅ですが、意外な道具が重宝しています。

在宅ワークの場合は、一人孤独に仕事をするのが普通です。オフィスに出社している場合とは違って、実際はパソコンに向かって仕事をしているのに、そのことを誰にも確認してもらえない(知ってもらえない)状況になります。それは、言ってみれば、在宅ワークならではの誰もが感じる精神的な苦痛です。

社歴が長い人ほど、他の社員と同じ空間で働くことを好む傾向があるように見えます。何年にも渡って毎日のようにオフィスで働いていると、知らず知らずのうちに「みんなで仕事をしている雰囲気」に慣れて、そうでない一人ぼっちの状況にストレスを感じるようになるのだと思います。

ちょっとコーヒーを入れたり、トイレに行く瞬間にもオフィスとの違いがあります。オフィスに出社していれば、私が席を離れていても、すぐに連絡が取れると周りの社員は分かっています。ですから、私としては安心してコーヒーを入れるために席を離れることができます。しかし、在宅ワークではそうはいきません。

在宅ワーク中、ちょっとトイレに行った隙に電話がかかってきていて、それを取れなかったことがありました。在宅ワークで連絡が取れない状況が重なると、いったいどこで何をやっているのか、という問題に発展するかもしれません。在宅ワークストレスの、大事な部分がここにあると思います。

AppleWatchのようなスマートウォッチは、在宅ワークの強い味方です。出かけるときにしかつけないはずのスマートウォッチですが、在宅ワーク時においては、スマートフォンへの着信やLine連絡などをすぐに知らせてくれる強い味方です。在宅ワーカーの精神安定剤になります。