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パソコンといえばWindows。タブレットといえばiPad。ですよね。
何故なんでしょう。


一般家庭に最初の広がったパソコンがWindowsで、タブレットはiPadでした。それらの以前にもパソコンと呼べる機械もタブレットのようなデバイスも無数に市場にありましたが、「専門家でなくても誰でも使える」一線を越えたのがWindows95のパソコンであり、iPadだったのだと思います。

Windowsは様々なソフトウェアを作りやすい点も評価されました。パソコンをビジネスに使っていこうとすると、開発のしやすさからWindowsを採用するのが当たり前となります。例えばjw-cadのような広く使われている無料ソフトは多くがWindows版なのはそのためです。

タブレットの市場でもソフトウェアの作りやすさの問題がありました。タブレットのソフトウェアは全画面表示が基本ですから、画面サイズなどのハードウェアバリエーションが少なくソフトウェアの開発コストが安いiPadに人気が集まりました。パソコンではあまり問題にならなかった画面サイズやリソースの部分の統一されているiPadがシェアを広げる結果になりました。

他にも様々な要因はあると思いますが、結果としてiPad+Windowsで仕事をされている方が多いのは確かなようです。以前ならiPad用アプリをリリースすると即座に「Android版はないのですか」と質問をいただきました。しかし現在はそれほどありません。弊社開発のSpeedPlannerはiPad専用ですが、Androidのご要望はほとんどありません。

先日、SpeedPlannerの図面をDXF/jw-cadで取り出せるアプリをリリースしました。それは、iPad版ではなくWindows版です。iPadアプリでサッと住宅プランを描いて、WindowsパソコンでCAD平面図にする。その連携が自然だからです。SpeedPlannerをお使いの方は、Windows版のSpeedPlannerOfficeをぜひご活用ください。