O-Seven
米FBIと米Apple社がiPhoneのパスワードプロテクトに関して裁判になっていたのをご存知でしょうか。 14人の死者を出した銃の乱射事件の容疑者ファルック(Syed Farook)のiPhoneの内部を見るため、FBIがAppleにパスワードの解除を打診したところ、これを拒否したために起こったものでした。


FBIの申し出は、国家権力からの要請です。普通の企業なら、それを突っぱねることはなかなかできないでしょう。しかしAppleはそれをやりました。AppleのティムクックCEOは、顧客に向けて、この件についての彼らの考え方について表明しました。 全文はこちらです(英語)http://www.apple.com/customer-letter/

Appleの考え方は、とてもシンプルです。ひとことで言うなら、「iPhoneの中にあるプライバシーに、Appleは一切タッチしない」というものです。 これを実現するのは、簡単なことではありません。Appleはハードウェアの製造工程で特殊な暗号化キーを埋め込み、メモリーの情報を全て暗号化して、プログラムと分離することでApple自身も解除できない暗号化がなされるようにiPhoneを作り上げています。

AppleはiPhoneやiPad、AppleWatchを使って、人の生活を改善しようとしています。ApplePayというApple独自の決済システムやAppleWatchを使った健康管理や医療分野への進出が直近のテーマで、そこには顧客のプライバシーのもっとも重要な部分が含まれています。Appleは今後の彼らのビジネス展開を期待通りに進めるために、その中心となるプライバシー保護技術を放棄するわけにはいかないのです。

良い企業には哲学があると思います。Appleのようにハードウェアをベースに未来を目指す企業にしろ、Googleのようにソフトウェアのインターネットの技術で世の中を変えていこうとする企業にしろ、商品やウェブサイトから強い信念のようなものを感じます。 そういう商品やサービスが気に入った顧客は、簡単には離れて行かないものです。

オーセブンも、実は結構、哲学があります。ソフトウェアを100%自社で開発していること、ホームページやネットワークも自社で制作・開発していること、サポートに全社員で取り組んでいることが、その証です。お客様にそのことを感じていただけるような、商品・サービス・サポートを今後も提供してゆきたいと思います。