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先日オーセブンの本社に初めていらっしゃった方が、「オーセブンさんの建物(社屋)って・・・」と言葉を濁されました。 何かと思ってお聞きすると、(こちらとしては)少々意外なことをおっしゃいました。


「思っていたよりも古いですね」というのが、その方の感想でした。オーセブンのホームページを見て、商品やサービスの内容から想像していた会社のイメージから、かけ離れた印象の社屋だったそうなのです。 ITを全国規模でやっている会社なのだから、もっと近代的なビルなのだろうと無意識に想像されてたのです。

確かに、幅広いソフトウェア商品をどんどん排出する企業だと云えば、真っ白なビルにガラス張りの会議室、カーペット敷きにパーティションみたいなイメージかもしれません。しかしオーセブンの本社は、どちらかといえば町工場といった趣で、鉄骨むき出しの社屋にデスクを並べている実質的なものです。 違うと云えばかなり違います。

しかしながら、進歩のさらに先を次から次へ求めていくと、外見はどうしてもおろそかになります。IT最先端を行ったApple社の故スティーブジョブス氏やfacebook社のザッカーバーグ氏はTシャツにジーンズで、ビルゲイツ氏の革靴はボロボロなのも、あながち無関係とは思えません。 自分が着飾る前に世界を変える。これがITを創造するということなのだと思っています。

社屋に違和感を持たれたお客様は、帰り際、オーセブンの最新の3Dサーバーをご覧になりました。ネットプラ10やフィンガープランのサーバーです。30台ほどのサーバー機が巨大なラックに収まって、音もなく3Dの建物やエクステリアを作っている姿を目の当たりにしました。何度も頷き、「なるほど、そういうことですか」とおっしゃっていました。