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インターネット通販のサービスに、「お急ぎ便」というスピード配送サービスがあります。 商品の購入を決めれば、早ければその日のうちに商品が自宅に送られてくるというものです。 なぜこのようなことができるのでしょうか。


「これがほしい」と思ったら、お店に行って買って帰ってくる。現在でもこれが最も一般的なスタイルです。店舗の役割は、物品を作っているメーカーとそれを欲しがる消費者を結びつけることです。限られた店舗のスペースをいかに有効に使うか。どれだけ新鮮な品物を店頭に並べることができるか。これが流通ビジネスの主な課題でした。

インターネットショッピングの登場で、店舗がいらなくなりました。商品の陳列棚はホームページです。画面上で商品を選ばせて、倉庫から直接消費者に宅急便で送りつけます。 店舗で買うのとは違い、すぐに手に入らないのがインターネットショッピングの弱点でした。 それを克服したのが「お急ぎ便」でした。


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「お急ぎ便」のポイントは、購入決定から倉庫(配送センター)を出るまでの時間(赤い線)の短縮にありました。 商品の購入ボタンが押されてから、商品を梱包して宛名ラベルを貼り、運送業者へ渡すまでの時間を短縮する必要があります。 そのためにインターネットショッピングの運営会社は、ホームページ、倉庫、配送業者をネットワークでつなぎ、人の手を介さずとも情報が相互に共有される仕組みを作りました。 


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販売サイトで「購入」ボタンが押されると、商品の情報と配送先の情報が購入者の住所に近く、当該商品の在庫のある倉庫(配送センター)に送られます。  ITの推進によって高度に共有された商品・顧客・在庫の情報によって、この的確でスピーディな指示連絡が実現されています。 


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インターネット物流大手アマゾン社の配送センター http://www.apalog.com より

倉庫にはサイトで販売されてる膨大な商品が在庫されています。倉庫で商品をピックアップするのは人間の仕事です。商品リストにある倉庫内の区画番号をもとに、商品を集めて梱包します。

ITの浸透が倉庫の配列にも反映しています。同じ種類のものを同じ棚にまとめるなどということはしません。どの番地に何を置いたかという情報をサーバーで共有していますので、作業者は指定の番地に行くだけです。そこには必ず、目的の商品が置いてあります。

スピードはビジネスで最高の武器です。会社の規模や仕事の中身(営業・設計・工事)が同じでも、スピードが速ければビジネスに勝利できます。オーセブンCAD、e-Board、e-Putにはネットワークでスピードを生み出す仕組みが入っています。エクステリア造園ビジネスの「お急ぎ便」を実現します。