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最近のハイブリッド車に乗ってみました。高速道路上なら半自動走行が実現していると云えます。アクセルやブレーキの操作はほとんど車にまかせて ハンドルだけで運転が出来る段階です。運転の疲れも少なくなり遠出のゴルフも今まで以上に楽しめることになります。

自動走行システムの開発が進んでいます。レーダーシステムで周囲の状況を把握して走行することを自動走行と云っています。Googleなどが先行して、世界中の自動車メーカーは発売時期の発表をしている段階まできています。

車はメカからコンピュータへ進化しはじめています。その中2月12日トヨタはプリウス100万台のリコールを発表しました。システムの不具合だそうです。メカでの不具合は少なくなりこれからはシステムのリコールが増えてくるのではないでしょうか?

メカの不具合は整備工場で修理しないと直せませんがソフトの不具合はクラウドなどのバックアップシステムで改修できるようになるでしょう。動き回る車のメンテナンスはクラウドによってコントロールする時代は必ずやってくるものと思われます。

車がメカからコンピュータ化することで車は大きく変化するでしょう。ジェット旅客機はエンジンから機体までクラウドによる監視とメンテナンスで安全な飛行が可能になっています。車も当然同じ方向に向かうと思われます。

EUでは走行中の車を遠隔操作で停止させるシステムを開発中というニュースがありました。EUの治安関連の期間で検討されているのは「ヨーロッパに持ち込まれるすべての車両には運転を停止するシステムを搭載させる」という施策です。公道上をカーチェイスなどの暴走行為をしている車を遠隔操作で停止させようということです。またテロ防止も考えてのことでしょう。

個人所有の車が公道を走行する時に走行を制御するシステムの支配下に置かれることは不愉快であっても 事故防止と渋滞解消のためにはある程度受け入れなければならない時代がやってくるものと思います。ナビの案内で走行中渋滞を避ける新しいルートが表示され高速道路から一般道にルートが変更されることがありますがこれもクラウドによるコントロールと云えます。

渋滞は道路を走っている車の総量で発生しています。車が自動走行する時、速度は全体からの制御によってコントロールされることで 渋滞状態を少なくする速度で走行し最短時間で目的地に着けることが実現できるようになることでしょう。

社会全体と個人の車が互いにいい関係が構築できるようなシステムが作られることが一番大事なことでは無いでしょうか?