2013-01-01 11.37.19
ネットの建材通販は好調のようです。小さいものでも「モノタロウ」とか「yahooオークション」などで格安で売られています。メーカー直販サイトもあります。お客様にプランを提示し見積書を渡した段階で、昔ならあまり知られていなかった部品単価を調べられます。お客様の価格に対する意識は高く、うかつな説明では納得されません。

 お客様は、ネットサイト通販の建材を見て、設計段階でデザインと価格を十分検討されているのではないかと思われます。自分なりに納得のいくデザインと価格を考えて工事の依頼をしているのではないでしょうか。

今までのメーカーさんから問屋さんそして施工業者さんと言う建材の物流は、崩壊をし始めていると言っても過言ではなさそうです。さらに1部メーカーでは問屋さんを縮小整理をしています。ユーザーとメーカーサイドから、物流は変わらざるをえないと云えそうです。

さらにネットは海外との垣根は無く、お客様から日本で調達できないような部品屋部材を要求してくることも予想されます

ClipboardImage
 最近話題になったＡｍａｚｏｎから送られてきた一番大きな商品は　北米日産の新車「ＶＥＲＳＡ」だという。
宅急便を利用した商流が変わろうとしていることの象徴かもしれません。現場渡しの建材がＡｍａｚｏｎから届けられる日もそう遠くない。
弊社の造園・エクステリアCADは大量生産をするメーカーの部品を中心にして展開しています。それらの部品は問屋さんを通して流通していました。したがって海外のレアな部品や手作りの部品などには対応してきませんでした。厳しい経済環境になれば、オリジナルデザインを展開しお客様に訴求することも多くなるのではないでしょうか。

ビジネスは、ネットの新展開に合わせて大きく変わっていくものと考えられます。良いデザインで安くというユーザーの気持ちに対応する事が大切に成ります。それに十分に応えていけるようなビジネス体制を作ることが厳しい経済環境の中で生き残って行く術ではないでしょうか。

オーセブンのオーセブンCADもオリジナル部品の制作がし易いよう改善をすすめております。同時にネットとの連携を強化することも開発中です。世の中の変化に対応するように常に新機能を作り続けてまいりたいと考えております。やらねばならない課題が山積しております。常に皆様にご利用いただける製品にするべく今年も頑張って参りたいと思います。

本年も旧年に変わること無くご指導ご鞭撻の程宜しくお願いいたします。