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自民党が 教育再生の「三本の矢」(1)英語教育の抜本改革(2)理数系教育の刷新(3)情報通信技術(ICT)教育を策定しました。「世界最高水準の学力の実現」を訴え、国際社会で活躍する人材の育成を目指すとあります。

またまた大盤振る舞いですが 教育分野への十兆円規模の集中投資をし、2010年代に全ての小中高校の児童・生徒に一台ずつタブレット端末を配備すると打ち出しました。

子どもたちにタブレットを渡せば すぐに使いこなしができるようになり コンピューター・リタラシーは向上することでしょう。むしろ先生の方が心配なのではないでしょうか。 

しかし多くの人が感じている 学校で習った英語では海外で通用しないと感じている点はかなり改善してくるのでは無いでしょうか。明治時代高等教育の現場では英語で勉強した人が多く 昔近所のおじいちゃんに英語を教えてもらった経験があります。

今回のICT教育の推進策として、タブレット端末を配備すると打ち出しましたが このタブレットと英語教育が結びつけば大きな成果が期待できるのでは無いでしょうか?習うより慣れろで タブレットからネイティブの英語を聞きながら勉強出来れば成果は大きくなることでしょう。

しかし心配は ネットに自由にアクセスさせず宝の持ち腐れになってしまうことです。子供に見せたくない情報ということで 様々な規制が掛けられて大事な情報も隠されてしまうことにならないように祈るばかりです。

情報は垂れ流されるTVの情報とは違い 自分の意思で見つけ出す喜びや苦労を学ぶことで情報リタラシーの向上を図ることが出来ると云えます。しかし有害情報ということでアクセスを制限したりすることがあれば その効果も歪んだものになってしまいます。

学校にあるネット回線には制限があり 自由にアクセス出来ない現状があります。これではタブレットを渡されても その効果は発揮されない可能性があり 心配です。ぜひできるだけ自由にタブレットで勉強できる環境を作って貰いたいと思います。