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クラウドを一言で云うなら、ビッグ・データーとエキスパート・アプリと云えます。 エコで共生を実現するコンピューター技術です。いままでは それぞれのパソコンにアプリとデーターが積み上がっていました。パソコンは大型になり、重複するデーターが増えました。無駄でもありました。アップル社のiCloudは メール、予定表、写真、アドレスなど共有できるようになりました。

このバラの写真はiPhoneで撮ったものです。パソコンを立ち上げるとその写真を見ることができます。iCloudに登録しておいたからです。えーもう入ってる。時間と手間の節約です。
iPhoneとiPadやパソコンを一つのマシンにしてしまったのがiCloudです。確かに便利でです。
Wifiが普及してパソコンやタブレットそしてスマートフォンがネットと連動した状態で使用するようになると 端末器として入力と出力だけ出来れば計算部分はクラウドで十分という段階になってきました。クラウドを本格的に使った機器も作られてくることでしょう。

最近iPhoneで車の運転をするという話題がありましたが 車でのクラウド利用技術はどんどん展開するでしょう。エンジンの状態をチェックして警告を出してくれるのはもう飛行機などでは当たり前になっています。ガソリンが少なく目的地まで持たなければ 残量と目的地までの消費量を計算し足りなければ途中のガソリンスタンドまで案内してくれるようになるかもしれません。盗難車もすぐに見つけられるようなサービスも普通になるでしょう。

住宅とクラウドとの関連でもたくさんの展開が考えれらます。一番身近なのはTVやエアコンのリモコンです。iPhoneで全てのコントロールができるようになるでしょう。白物家電が飽和状態ですが クラウドとつながった白物家電が登場すればまた売れるようになるでしょう。

クラウドは誰でも使う 誰でもやることを クラウドにまとめて みんなが使えるようにすることで コストパフォーマンスを高める事ができるということです。自分だけでやったら大変、でも皆で使うから ものすごく安く出来るということになります。
公共性の高い 医療 介護 教育 行政サービスなどは 打って付けです。 

教育やお役所もクラウドが大改革をすすめるでしょう。都・道・府・県・市・町・村クラウドができればお役所の改革がすすむでしょう。幼稚園・保育園・小・中・高クラウドができれば先生の仕事も楽になるでしょう。それにもましてスーパー先生が子供たちに素晴らしい授業をしてくれるでしょう。外国語もネイティブの方がネット先生で登場することでしょう。

情報機器でのクラウドは順調に展開しています。この技術が水平展開する段階で 大きな変革が起きてくることでしょう。この展開がすすめば 数百兆円のビジネスになることでしょう。さらにこの流れの中には電力のスマートグリッドがあり多様なエネルギーの取り組みも可能になることでしょう。

クラウドは 情報の共有と処理方法の高度化が実現します。それは無駄を排除してくれます。ストレスのない快適な生活を演出してくれます。しかしその利用を制限する規制や採用の弊害を言い抵抗する人々がいるでしょう。 確かにその展開は大変ですが 未来に向けて努力しなければならないでしょう。クラウドの登場で世界は新しい世界が生まれてくるのではないでしょうか。