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アップルのiCloudは 音楽や電子書籍などコンテンツをサービスするサイトです。登録コンテンツが膨大になればなるほど 便利で強力なサイトになるでしょう。最近もアメリカNO2の本屋さん「ボーダーズ」が街から消えました。

CDで音楽を買い 本屋さんで本を買うことが当たり前の習慣でした。ところが情報革命で 音楽や本をネットで購入することになりました。ところがパソコンに取り込んでいた音楽や本が パソコンの故障で取り出せなくなって腹立たしい思いをした人も多いのではないでしょうか。
そこで解決策としてクラウドに購入したコンテンツを置いておけば 端末の故障と関係なく 何時でもどこからでも安心して利用出来るようになりました。

Webは全国に張りめぐらされ それが最近いわれているスマートグリッドとかメッシュといわれるもので高度な情報社会のインフラが充実してきました。パソコンはタブレットやスマートフォンのように持ちやすく軽く小さくなってきました。使う側の利便性をとことん追求すると 何時でも何処からでもどんな端末から利用できる情報社会が実現しました。これらの進歩にはクラウドが大きく貢献しています。

今迄のIT化は主に 社員の机の上と会社の中のシステムが主要でした。しかしクラウドが活躍する時代はもっと広がって行きます。
社員の活動状況がクラウドに反映されていれば 管理者は瞬時に次から次へ適切なアドバイスをすることができます。新しい会社でベテランが居ない場合など打ってつけなビジネスアプリになります。

携帯可能なタブレットやスマートフォンでビジネスはどんどん進むようになります。クラウド型のアプリを利用すると面倒なインストールがなくなり バージョンアップなども簡単です。保存するデーターもクラウドに整然と保存できます。さらに社員同士 上司と部下などの関係もスムースになります。しかし一番の特色は お客様とのコミュニケーションが格段にスムースになることです。

今後は単一機能のアプリは少なくなり ビジネスプロセスに沿ったアプリが多くなるでしょう。ホームページとCADとリンクさせたオーセブンのネットプラ10はクラウド型の初歩的な提案でした。今後これを充実させていくことで 時代の要請に合ったものにして行こうと考えています。

時代は徐々に変化しています。造園・エクステリアの世界もお客様が若い世代に変わっていくことで 私達の対応も変化を求められるようになります。スマートな対応が求めれるようになるとき クラウド型のビジネスアプリは要望の高いものとなるのではないでしょうか。

オーセブンは リフォーム業界に向けクラウド型のビジネスアプリ「Cloud-eE for Reform」を 6月21日ビッグサイトで発表させていただきました。今後はこのようなタイプのアプリがたくさん提供されてくるのではないかと考えています。(「Cloud-eE 」については別のコラムで書く予定です)

本屋さんやレコード屋さんには気の毒ですが、ネットの世界では絶版の本も簡単に読むことができるようになります。クラウド型の本屋さんレコード屋さんで 大変便利な社会になることはまちがいないといえます。