2010-04-19 08-19-41 / / / / / / / / / /
きれいな写真を撮ろうと思ったら、大きなレンズのついた一眼レフのカメラが思い浮かぶのではないでしょうか。 私もその一人で、過去に一眼レフカメラを買った経験があります。 撮れる写真は素晴らしい。 しかし、今は引き出しの奥です。皆さんもそんな経験はありませんか?

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一眼レフカメラは、大きなレンズで光を集めて、大きなセンサー(やフィルム)で像を捉えます。それが高画質の王道です。私たち顧客はその論理に従って一眼レフを買いますが、(私を含め)その多くが敗れ去ります。 購入した当初はせっせと持ち歩きます。しかし、長続きはしません。

スマートフォンやコンパクトカメラでも、旅行写真やスナップ写真は十分に撮れます。一眼レフの大きいレンズと重いボディに、私たちは持ち出すことを躊躇するようになります。 旅行先でここぞという絶景を前にしたときには、あの一眼レフは、遥か自宅の引き出しの中です。

この問題を正面から突破するカメラが、来年アメリカで発売されます。大口径レンズと大きなセンサーの役割を小さなレンズとセンサーに割り振って、後から合成して超高画質の写真に組み上げるというものです。 light L16 Camera (ライト・エル・シックスティーン・カメラ)といいます。


https://light.co/camera
https://light.co/camera(※1)
イメージ動画

価格は約20万円(※2)と、一眼レフと同等に高価です。しかし、レンズを分けたことによるコンパクト軽量化と、超高画質の両立が成果です。単なるカメラのコンパクト化とは違う、イノベーションがここにはあります。

CADのレンダリングの品質を考えるとき、私たちはいつも、「一眼レフになってはならない」と思っています。 ユーザー様の仕事の身軽さ、スピードを損なってはならないと考えるからです。 このカメラの登場で、とても頼もしい味方を得たような気分になりました。



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※1 予約ページがありますが、日本への納品可否は未定です。
※2 1699ドル(2015年10月レート概算)
※ 一眼レフカメラの画像はキヤノン社ホームページより http://canon.jp/