ニラの花
住宅の大量生産の時代  部品部材を限定し、更に標準化して間違いを少なくしました。時代が移り多様化の時代では IT化で間違いを少くする努力をしています。売れる良い住宅を作るには お客業・設計・工務・外注 がIT化で情報を共有することで実現しています。

会社でIT化を推進するのに何が大事ですかと質問されることがあります。その時は 「社員の躾が第一です」と云います。パソコンが苦手で入力をしない社員が一人でもいると会社全体で運用するデーターに穴があいて使い物にならないからです。IT化は一つのファイルをみんなで使って成果を作ることで 情報を一元化することです。 全員が入力し、全員が見ることで誰でも知ることができるということです。

営業段階で顧客の要望を聴き そのことがしっかり後工程に伝わって始めて顧客の満足度があがります。お客様から同じ事を二度聞かなくていいようにするとか、打ち合わせた内容が現場の職人に伝わっっているなども基本中の基本です。
顧客の要望を工事部門へしっかり伝えるため 会議、会議では大変です。打ち合わせの内容が何時でも何処でも誰でも分かるようにする事です。多様なニーズに対応するにはIT化を充実しなければなりません。(そこで便利なのがクラウドやにわ・なびMです。)

昔、限定された標準化部品で 間違いの少ない住宅を作ってきました。しかし今は希望を生かした部品で作ります。技術力は顧客の希望を問題なく作る能力です。しかしそれを支えるのは情報処理が問われます。競争する他社に対して差がつきやすいのは 技術力より情報処理力です。

宅急便の会社の基本は運ぶことです。しかし分別し仕分けして所定の時間にお届けすることが大事です。それを可能にしているのがIT化です。基本の技術も大事ですが、他社に勝るものを作るには情報処理能力を高めることだと云えます。

クレームは顧客との行き違いです。クレームは社内の情報伝達が出来なかったからです。厳しい経済環境下でお客様の満足度を上げて、少しでもロスをなくし利益を出すには 会社のIT化が急務だと云えます。