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Google は 10 の 100 乗を指す「googol(ゴーゴル)」という数学用語 から名付けられました。膨大な情報量を相手にする会社だと名乗っています。1998年創立。 たった12年で 売上2兆4000億円 世界のネット広告の半分のシェアを持つ独占巨大企業になっています。





創業時 彼らは熱望し、夢想していた世界があった。 実際のビジネスで手応えがあり実績を積むと 彼らは自信を増し、さらに 想像力を高めている状態です。 彼らは、はっきり次の世界が見えているのでしょう。だからやらねばならないことが山ほどある。実際 矢継ぎ早に新サービスをどんどん提供しています。

電気のネットワークが社会的に施設され そのシステムをトータルで理解していたエジソンは 利用端末を次から次へと開発しました。 エジソンの時代では、発電所が作られ電線が各家庭に引かれました。新しい社会システムが広がる時、爆発的に新商品が生まれます。

情報のネットワークが世界中に施設されつつあります。情報ネットワークの時代に 端末を先行開発してきたのがマイクロソフトだと云えます。今 Googleはシステムの根幹のところで開発している会社だといえます。
 
「鉄は国家なり」が転じて、「情報システムは国家なり」となりました。クラウド化する情報システムは 国家そのものと云えます。特に中国のような国家体制では尚さらです。

ネットが中国政府を攻撃する手段にも 逆に国民を支配する手段にもなる両刃の剣です。Googleが中国で仕事をしていくと 対立し撤退となるのは必定です。

もともと 中国Google.ch 「谷歌」(ぐーごぁ)の重要なアカウント・データーは アメリカのサーバーにあるそうです。中国からすれば アメリカにあるのは面白くないでしょう。Googleが中国政府機関から検閲は受けたくないでしょう。 クラウド化するネットワークが中国Google問題を生んだといえます。

ネットワークが拡大しクラウド化する中で 日本政府も先見性を持たなければ21世紀をリードする国家にはなれません。日本の政治家や官僚はどれほどの危機感を持っているのでしょうか。Googleのような高い先見性を持った企業が日本に生まれていなことが大問題なのです。