生産性の高い仕事をするには、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」といわれますが、どうしても散らかってしまうのがパソコンのデスクトップです。さて、どうしたものでしょうか。

「いらないファイルは捨てる」「フォルダに整理する」・・・そんなことは百も承知。それでもできないのは、どうしてもパソコンのフォルダの階層構造になじめないからかもいれません。

いくつかの場所に似たようなフォルダが出来てしまい、どちらに入れようか迷ったり、以前にフォルダを作ったことを忘れて新たに作ってしまったり、仕事が多義に渡るほど、なかなか、使いこなすのは難しいものです。

お客様の中にも、フォルダできれいに整理する方、フォルダを一つ作ってその中に何でも全て入れてしまう方、また、デスクトップのファイルがどんどん増えていってしまう方、それぞれの個性がパソコン上に現われてきます。

フォルダ整理が苦手な方のためのIT活用術をご紹介します。それは、デスクトップの壁紙を使った工夫です。

左図は、壁紙を使って画面を色分けした例です。黄色はマイコンピュータやネットワーク、ゴミ箱など。オレンジはショートカット。グレーは直近の作業など、デスクトップを本棚のように区切っています。

枠を区切った壁紙を描くなど、応用例は幾つも考えられます。フォルダ管理が苦手な方は、是非一度お試し下さい。


〔壁紙の変更のしかた〕
デスクトップでマウスの右ボタンをクリックし、プロパティを選択すると、「画面のプロパティ」というダイアログが表示されます。
デスクトップタブを選択すると、左のような画面になります。
[参照]ボタンをクリックして、作成した画像(bmpなど)を選択し、[OK]ボタンを押せば完了です。

※操作はWindowsXPのものです。コントロールパネルからも画面のプロパティを表示することが出来ます。