私事で恐縮ですが、年末に怪我をして通勤が困難になってしまいました。しかし、以前より有事に備えていたことで、業務をこなすことができました。

 弊社では、東日本大震災発生時より、有事の際にどのように業務を続けていくかの対策をとってきました。それにより、自宅でもなんとか仕事ができる環境があります。

具体的には、
 ・VPN(公衆回線を専用回線であるかのように利用できるサービス)で会社のネットワークに接続できる
 ・Windowsのリモートデスクトップ機能で自分のデスクのPCを自宅のPCで操作できる
 ・データのサーバー共有により、瞬時にデータを共有できる
 ・「Windows Live Messenger(Skypeに移行中)」 のサービスを利用しての連絡やデータ送受信
 ・電話及び、「Skype」のサービスを利用しての通話
 ・「TeamViewer」のサービスを利用してPC画面を共有しながらの会議
 ・日頃より各支社とサイバー会議が行われているため、必要な機材(マイク、スピーカーなど)が整っている

勿論、自宅ではインターネット環境とPC(Windows/Mac)が必要です。

 今回、うまく行かなかった部分は、一部の人と、連絡手段の共有ができていなかったため、情報共有に遅延が生じたこと、また、文章で連絡を受けたときの空気が読めなかったことです。これは、通常でもよくあることですが、一人で仕事をしていると特に感じる部分です。

 今日、上記以外にもクラウドサービスや「ツナガリ」をテーマにしたサービスが多数存在しますが、これらをうまく使って有事の際に備えてみてはいかがでしょうか。

 弊社では、上記に加え、クラウドサーバーや、発電機なども備え、お客様へのサービスを止めることなく提供していく所存でございます。