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Artの部屋・図面集の仕上げをご紹介します。今回は、一条工務店編です。



◆◆◆◆◆ 遊びごころが佇むエクステリア ◆◆◆◆◆

◆平面計画・設計ポイント(建物・一条工務店)〔拡大図〕
このプランの見所は、和庭の侘び錆び色からあえて離れ、晴れの日の太陽光線が降り注ぐ真昼の一瞬を絞り込んでいるところです。初夏5月の下草の若々しさや樹木の若葉の芽吹く様子をレタッチしています。

◆全体パース1/Art仕上げ〔拡大図〕




1)カメラアングル・高さ 約4000mm 角度 20°前方約42200mm、平面上で正面から向かって右より真っ直ぐ。敷地内主庭中心くらいに矢印をセットしました。
2)背景空と道路面、屋根、塀にノズルまるふで質感、空に部分的にマーカーでメリハリ感を出しています。
3)手前の草むらにノズル竹1、左右手前に見える樹木に新ノズルカエデを少々レタッチしました。全体パースの場合、サーフェイス(表現物の表面)の一つ一つが小さく、当然、レタッチ量も少な目に。そのほうが、全体とうまくバランスします。

◆主庭パース/Art仕上げ〔拡大図〕

















1)カメラアングル・高さ 約2000mm 角度 60°平面上で主庭の前方一番左の角から北に6000mm上がったあたりにカメラを置き、庭に内部から右向き外に向かって、野点傘の手前に矢印をセットしました。初夏5月の晴れの日のイメージをセットしました。
2)背景の白ぼかし少々にまるふで質感を使用。
3)景石にマーカーで質感の強調を少々。
4)庭の下草や低木を初夏5月の若々しい芽吹き色でレタッチ。木陰であっても明るめの緑色を使いました。新ノズル落葉丸列横、落葉丸列縦、杜若、落葉縦、横、ギボウシ、下草2、下草3、下草4、落葉10を使用。
5)槙の葉部分は若葉色でレタッチ。てん丸、針葉6使用。幹部分は、てん丸を緑にして苔の感じをだしています。
6)モミジは、太陽の日差しを受ける部分に、白っぽい明るい緑色を使ってノズル紅葉で少々レタッチ。
7)野点傘の提案で用いた敷物の布のしわは、てん丸を最小にして使用。(野点傘とその台はこの為に新たに作ったシンボルです。)茶器は、植栽の添景ガーデンオブジェクトの中の鉢のシンボルのサイズを縮小し、テクスチャーを貼り換えました。ざらざらした感じを出すために、ここでは製品模様、目地なしの赤い色味の土を使用。敷物の下のござのような敷物も、竹垣のテクスチャーのサイズ変更したものを使いました。実は、石のテクスチャーも少し貼り換えて色々な色味にしています。

◆脇の庭パース3/Art仕上げ〔拡大図〕






1)カメラアングルは、高さ 1000mm 角度 40°。主庭の中心あたりにカメラを置き、左斜め先の脇の庭にある仕立て物の槙の側にカメラ矢印をセットしました。
2)竹垣の下辺り一帯にノズル落葉10などで熊笹感をだしています。いつもなら深い暗めの緑色を使いますが、初夏5月の若々しい芽吹き色を強調するために、白っぽい明るめの緑色を使いました。同じ主旨で、左のカエデにノズルカエデ。下の低木に新ノズル照葉、照葉2、照葉3、ノズル落葉3。仕立て物の槙に小さいサイズで新ノズル照葉やノズルてん丸を使いました。いずれも、日差しがあたる部分のハイライト感をレタッチしています。

◆立面図/Art仕上げ〔拡大図〕
1)入母屋の外観と銅庇のある門構えです。