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エクステリアエキシビジョン2017レポートの続きです。エクステリアフェア2017in九州は明日より開催です。皆様のお越しをお待ちしております。

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涼しい庭をメインテーマとした、EXE出展メーカーによるテーマ展示。メーカー各社の緑化フェンスや透水性舗装が並べられています。これは面白い。緑化フェンスひとつをとっても、メーカーによる発想の違いが見えてきます。こういった展示こそ、総合展示会の醍醐味ですね。次回、より一層発展していって欲しい試みです。

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金物メーカーのダイケン。ダイケンお馴染みの自転車ラックや、駐輪場の屋根にもなる大型のアルミ庇、人気の宅配ボックス ニコウケトール、プロなら注目のウッドデッキ用点検口金具など。
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戸建て住宅用宅配ボックス ニコウケトールは、去年発表。やはり工場生産が追いつかないくらいの大人気だそうで、見ていると次々と一般の方が説明を聞きに集まっています。通常の宅配ボックスは、ボックスを二段にするなどして二個の宅配物受け取りを可能にしていますが、このニコウケトールは受け取り口を一つに、構造を工夫して二回受け取りを可能にしているところが非常に面白いです。

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総合建材メーカーの四国化成工業。新型カーポート マイポートOriginや、エクサクルーフ、セイフティビームFD型など新商品を多数出展。おなじみの塗り壁体験コーナーも充実していました。

カーポートは、今回、マイポートシリーズが大幅にリニューアル。後方二本柱のOrigin、張りだし可能な吊り下げ式のOriginFXなど敷地条件によって使い分けられるバリエーションが増えました。

オープンファサードアイテムのエクサクには、新しくルーフタイプやスクリーンが充実。建物とのコーディネートもし易くなっています。
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総合建材メーカーのLIXIL。ウォールスクリーン、ジーマ、デザイナーズパーツなど新商品多数出展。エリア内を一周ぐるりと回って見て回るスタイルになっていました。
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乾式工法のデッキ タイルデッキ。アルミ基礎と600角大判タイル、照明を組み込むことで夜もゴージャスな雰囲気に。
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7月発売予定の、ジーマ 軒プラス Fシリーズ。折り戸のあるルーム部分に、前面張り出しでルーフを延長。それだけで余裕が出てきて、さらに快適空間に。写真は軒プラスFLですかね。左に張りだした部分は、雨天時のユーティリティの一時的な収納など、やはり便利に使うことが出来そうです。
注目はこちら。LIXILカーポート SC。シンプルなノイズレスデザイン、垂木中骨も外付け雨樋もない、アルミ形材の屋根材が標準とのこと。構造的にも非常に興味深いですね。取説、読んで見たいです。近年のアルミ建材は、年を追うごとに複雑になりつつ、施工性の向上が図られていますから、シンプルな意匠に見合った、シンプルな施工を期待してしまいます。

秋に発売予定とのことですから、期待したいですね。
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人工芝 クローバーターフPAEグローバルブース。遮熱タイプ、プレミアムタイプ、カールタイプなどのタイプ、カラーバリエーションが豊富。用途に応じて使い分けができます。
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こちらも人工芝のユニオンビズ。対照的に、一般エクステリア向けのメモリーターフ(長さは2種類)、スポーツ向けのメモリーターフSP、ゴルフ場向けと絞り込んだラインナップ。

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樹脂製フェンス、ガーデンアイテムのF&F。板塀のマイティウッド 間仕切りタイプの追加や、柱サイズの変更等、細かな改良の他新色も発表されていました。
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最近流行のシャビーなスタイルによく似合いそうな、パステルピンクとパステルブルーが追加されました。あ、写真はパステルブルーとパールホワイトですかね。明るいトーンの板塀には、手前の植栽が良く映えます。

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関東の建材商社 群峰工業、内田商事、フジクレスト、そして株式会社メイクの4社で運営される、gatherブランド。東日本では根強い人気です。サインポストなどファサードエクステリア建材や立水栓、ファニチャーなど、ガーデン建材を取り扱っています。
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面白そうだったのが、次世代創作系スマートガーデンシステムの参考出展。樹脂製フェンスと、スチロールベースの乾式工法ユニット塀の組合せで、多様なデザインが可能になるようです。
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ルーフとベンチ付きの休憩スペースや、なんと目隠しフェンスの上に塀を重ねたウォールなども可能なようです。さすが軽量素材を使っているので、組合せが多彩ですね。アイデアや見せ方次第で、ファサード、ガーデン問わず大変面白い素材になると思います。

乾式工法と言えば、もう一つ目を惹いたのが、大林の提案する耐震エクステリアシリーズ。

元々、鉄骨組の木造ゲート等で構造物として耐震性にも定評のある大林の商品ですが、ここ最近は特に耐震をテーマに商品展開をしてきています。既存ブロックを補強するFITパワーなどリフォーム用途の商品もありますが、今回発表したのは、FIT迎門とFIT制震ウォール。数寄屋門で培った技術とFITシリーズの躯体を組合せ、モダン和風にぴったりのゲートとなりました。また、FIT制震ウォールは、将来起きるとも知れない大地震に備えた、乾式工法の塀ユニットです。
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駆け足で紹介してきましたが、ラストとなります。アルミ建材のYKK APのブース。充実したバルコニー関連建材や玄関ドアとのマッチングを魅せる、立体的な空間構成が良かったです。
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新商品のシンプレオ門扉は、従来のエクスライン、レスティンシリーズを統合、リニューアルし、よりシンプルデザインに徹したラインナップ。ベーシックなデザインながらシャープな装いはモダン住宅によく似合います。
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一方、トラディショナルな装いの洋風住宅には、シャローネ門扉フェンスシリーズ。装飾性の高いアルミ鋳物でエレガントに住まいを演出します。
YKK APブースの一部では、オーセブンも参加させていただきました。カタログ&リノベーションのカタリノは、iPadやWindowsで簡単に写真合成、見積まで作成できてしまう提案ソフト。スピーディな対応が要求される現代のリフォーム提案現場では、非常に心強いツールとなります。今回、LIXILに続き、YKK APの商品もカタリノ無料版に搭載となり、ますます実際の提案で使いやすくなりました。

今年の展示会では、このあと九州、仙台、名古屋、大阪と弊社スタッフがYKK APブースで説明させていただく予定です。気になる方は是非お立ち寄り下さい。
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会場で撮影した写真を、My展示場にまとめました。記事中ご紹介出来なかったメーカーや商品写真が掲載してあります。こちらも併せてご覧下さい。

My展示場:EXE2017
EXE2017 概要
EXE2017 東8ホール
EXE2017 東7ホール 1 / / /
EXE2017 東7ホール 2 / / /
EXE2017 東7ホール 3 / / /
My展示場:360度VR
EXE2017 LIXIL / / /
EXE2017 YKK AP / / /
EXE2017 タカショー
EXE2017 PAEグローバル
EXE2017 ランド・イン
EXE2017 大人の火遊び倶楽部



いかがでしたでしょうか。オリンピック開催の関係もあるのでしょうが、例年とちがう場所での開催となった2017年のEXE。勝手の違いに少し戸惑いながらも、いつもに増して一般の方も参加も増え、盛況だったようにも思います。メーカー各社の展示も特色が良く現れていました。SNSとの連携を打ち出してきたメーカーがちらほらしていたのも、目新しい傾向です。個人的には、メーカーが集うイベントであることを活かして、各社の商品比較が出来る様な企画が今後も続いていって欲しいと思いました。

さて、全国での展示会はこのあと、エクステリアフェアin九州へと続きます。これから開催となるエリアの方には、本記事が展示会ご来場の際のご参考となれば幸いです。