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無料と聞けば、つい飛びついてしまいたくなります。 でも無料にはいつもからくりがあって、そのからくりが上手く働かないと、もう無料ではやっていけなくなります。


Googleは自社のオフィスのハロウィーンの飾りつけに、ちいさな墓場を作り上げたそうです。墓標にあるのは、今は無くなってしまった、かつての無料アプリたちです。アメリカらしいジョークですね。かつて自分も利用していたGoogle+(SNS)やPicasa(写真管理)などのお墓も見えます。twitter @leftobliqueさん


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インターネットが普及して、誰もがスマホやタブレットを使うようになった今、新しいアプリを多くの人に使ってもらうのは簡単になりました。Googleが新しい無料サービスを始めれば、その日のうちに世界中のユーザーが使い始めます。

プログラムさえ作ってしまえば、デリバリーのコストは、ほとんど無料です。だから、無料のサービスやアプリが世の中にはたくさんあります。いったん広めて、ユーザー数が増えれば、そこからお金を取ることも可能になってきます。

Googleの場合はサービスの利用者を増やすことで、広告収入を増やすのが基本戦略です。数多ある無料アプリの中には、そこから得られる広告収入とサービスの利用者と維持・開発のコストが見合わないものが出てきます。Google+やPicasaが、そうだったのでしょう。

「Google+は終了します」と言われれば、それまでです。ユーザーはGoogleに1円も払っていませんから、反論の足掛かりがありません。どれほど頻繁に便利に使っていたとしても、無料サービスとはそういうものでしょう。

オーセブンは、つい先日、SpeedPlanner(スピードプランナー)というアプリをAppStoreにリリースしました。これは住宅プロ用の間取りアプリです。 オーセブンのアプリは無料で出すことが多いですが、今回は有料アプリです。本当の本気、という意味です。