今年の9月に発表された新しいAppleWatch Series4を、買ってしまいました。 2年前のモデルで満足していたのですが、買い替えることにしました。


スマートフォンにしろ、スマートウォッチにしろ、ITガジェットは比較的頻繁に買い替えるものですよね。電話キャリア会社の買い替え戦略も大きな理由の一つでしょうが、最近のITツールは、本質的に、買い替えを短期間に繰り返す必要があるものだと思います。

ITガジェットは、パソコンやスマートフォン、インターネットとの連携で動作するものです。周りのテクノロジーが進化してゆくのですから、どうしても物を買い替える必要が出てきます。長く使いたいと思っても、自動巻きのロレックスのようには行きません。

一方で、「その最新のITガジェットは必要か?」と問われますと、答えは「NO」になります。2年前のAppleWatchがあるのに最新のSeries4を買う必要性について、他人を説得できる自信はありません。処理速度やバッテリー性能が少しアップして、画面がちょっぴり大きくなったくらいで、ほとんど同じですから。

それでも「えいや」と買ってみて、AppleWatch Series4を手に取り、腕に巻いてみると、2年の進化はひしひしと伝わってきます。わずかな操作性の向上、液晶の見やすさ、少し薄くなったボディ、それらの些細な改良点が、毎日腕に巻いている買い替えオーナーには、実によくわかるのです。ITの最先端が、その瞬間に理解できます。

AppleWatchの値段は45,800円(税別)〜です。私もITの先端を追う身とはいえ、お財布とはいつも相談しなければなりません。 迷いに迷って、最終的に買うことに決めたのは、ITとは全然関係ない理由でした。それは、お気に入りのバンドを最新のAppleWatchにも装着できるとわかったからです。

ITガジェットですから、時計の本体はやっぱり更新していく必要があります。でも、Appleはバンドの互換性を保ってくれました。3年前から使っているお気に入りのバンド。ロレックスとはいきませんが、使い続ける楽しさも残してくれたのは、ありがたいことでした。