米アップル社が、同社製のパソコン「Mac」のCPUを、インテル製から自社製に切り替える方針を出したそうです。 CPUはパソコンの頭脳の中心です。信頼性の高いインテルをやめる決断をした理由は何でしょうか。

パソコンは、とても複雑な工業製品です。ノートPCなら、キーボード、液晶画面、CPU、メモリー、バッテリーなどの様々なパーツから構成されています。これらのパーツは、通常それぞれのパーツメーカーによって供給されています。液晶はLG社、CPUはインテル社、のようになるのが普通です。

供給会社から買うのをやめ、自社製に切り替えるのは、時代の変化に合わせて製品をスピーディに的確に開発するためです。他社から購入していては、他社の製品の入れ替えサイクルに合わせて自社製品のリリースを調整する必要が生まれ、それが企業の競争力を阻害するとアップルは考えているのです。

アップルはこれまでも、時には他社を買収して新しい技術を社内に取り込んできました。音声アシスタントのSiriは開発したSiri社を買収して手に入れたものですし、最近ではAIに関する多数の企業を買収しています。それらはいずれも、アップルの次の商品のコア・テクノロジーとなる重要なものばかりです。

コア・テクノロジーを自社製に置き換えることで、時代にあった製品を、低いコストで開発できるようになります。その一方で、自社製で賄うにはそのための人材や設備への新たな投資・マネジメントが必要になります。アップルは様々なパーツやプログラムについてのこのような問題を克服し、最先端の商品を輩出しているのです。

規模こそ違いますが、オーセブンもアップルと同じ自社開発の方針を採っています。CADソフトのコア・テクノロジーは、3Dエンジンとレンダリングエンジンです。これらを社内で開発することで、時代に合ったスピーディな開発を実現しています。

07CADのコア・テクノロジーの一つであるレンダリングエンジン「橘Tachibana」は、1年の開発を経て、また新たなステージに上がります。4月20日、21日の東京ビッグサイト(EXE2018)で、自社開発の1年の進化をご報告したいと思います。是非、オーセブンブースに足をお運びください。