0707
先日、オーセブンCAD「バージョン7」をご利用のお客様より、CADの不具合のお問い合わせがありました。問題無く対応出来て良かったのですが、内心ドキッとしました。

なぜならば、オーセブンCAD「バージョン7」は13年以上も前に開発を終了したアプリケーションで、構成を忘れかけていたり、コンテンツのメンテナンスをするアプリケーションも手元にない状況だからです。

強くは言えませんが、サポート上の問題もあり、使い続けていただけるなら、アプリケーションのアップデート(アップグレード)は行ってほしいというのが本音です。

なぜ、アプリケーションはアップデート(アップグレード)するのでしょうか。
最新機能の追加や、不具合を修正し快適に使ってもらうため、コンテンツを更新し、時代に即したサービスを提供するため、というものの他に、OS(オペレーションシステム)の更新に対応するためというものがあります。

OSはコンピューターを動作させるための基本ソフトであり、OSに対応していないアプリケーションは動作しません。
開発が終了したアプリケーションは、更新されたOS上で動作するかは保証できません。
また、OSにもサポート期限がありますので、更新せずに使い続けるのもリスクを伴います。
オーセブンCAD「バージョン8(8.5)」は2017年11月30日で開発が終了しており、対応OSのWindows7は2020年1月14日に延長サポートが終了します。

スマートフォンは、OSの更新頻度が高く、使っているアプリケーションが起動しないという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
CADの場合は費用が多くかかるので強制できませんが、技術の進歩のスピード面からも、時期を見てアップデート(アップグレード)して頂けると幸いです。